“自称”223センチ、190.5キロの大巨人エヴァレットが異次元空中殺法で勝俣に鮮烈勝利【DDT】
DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。身長223センチ、体重190.5キロを“自称”するアンドリュー“ザ・ジャイアント”エヴァレットが異次元の空中殺法で勝俣瞬馬を下し、鮮烈な勝利を飾った。
過去にプロレスリング・ノアに参戦したことがあるエヴァレットは4年半ぶり3度目の来日で、DDTには初参戦となった。この日の第5試合に出場したエヴァレットはクリス・ブルックスと組み、MAO、勝俣の「しゅんまお」と激突。パートナーのクリスは身長196センチで、隣に並ぶとエヴァレットはかなり低く、175センチ程度に見えるが、あくまでも本人は223センチと主張。
試合は「しゅんまお」が好連係を見せれば、クリスが巧みにエヴァレットをアシスト。クリスが勝俣に雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞うと、エヴァレットは場外のMAOめがけてシューティングスター・アタックを敢行。リングに戻って、勝俣をコーナーに上げると、一回転するチョークスラム・スプラッシュフライを鮮やかに決めてフォールを奪った。
エヴァレットは「今日の対戦相手、なんだあの小さいヤツら。相手にならない。DDTで一番ビッグなガイといえば、ヨシヒコだ。私はいつでも準備ができてるぞ!」となぜかヨシヒコに対戦を要求。
MAOは「あんな技、見たことねぇよ。そんなに自分のことをでっかいって言うなら、せっかく日本に来たんだし、俺がアイツを頭から東京に突き刺して、第2のスカイツリーにしてやる」と臨戦態勢を見せた。
◆第一ダークマッチ 10分一本勝負
坂口征夫&赤井沙希&○岡谷英樹(7分55秒、片エビ固め)大鷲透&高尾蒼馬&小嶋斗偉●
※ダブルアーム・スープレックス
◆第二ダークマッチ 10分一本勝負
佐々木大輔&MJポー&○KANON(6分51秒、片エビ固め)火野裕士&納谷幸男&石田有輝●
※スリーピーホロウ
◆オープニングマッチ ノータッチルール 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人(7分16秒、TKO勝ち)彰人&アントーニオ本多&平田一喜●
※フェロモンの裁き→レフェリーストップ。
◆第二試合 KING OF DDT 2022準決勝 時間無制限一本勝負
●上野勇希(10分46秒、体固め)吉村直巳○
※Osaka Pride
◆第三試合 KING OF DDT 2022準決勝 時間無制限一本勝負
○樋口和貞(14分28秒、片エビ固め)秋山準●
※ブレーンクロー・スラム
◆第四試合 30分一本勝負
●高梨将弘&HARASHIMA(10分9秒、エビ固め)岡田佑介○&高鹿佑也
※サドンデス
◆セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
MAO&●勝俣瞬馬(14分59秒、片エビ固め)クリス・ブルックス&アンドリュー”ザ・ジャイアント”エヴァレット○
※チョークスラム・スプラッシュフライ
◆メインイベント KING OF DDT 2022決勝戦 時間無制限一本勝負
○樋口和貞(18分55秒、体固め)吉村直巳●
※ブレーンクロー・スラム。樋口が初優勝、第79代KO-D無差別級王者となる。