横浜流星インスタフォロワーが「277万人から274万人に減った」李相日監督は「責任を感じます(笑)」

 

 この日は観客からも質問が殺到。大変だったシーンを聞かれ、広瀬すずとの恋人同士役の関係づくりを上げた横浜は、李監督から「物語では近づいていく過程と壊れていく過程があるけど、どちらが大変だった?」と聞かれ「関係を作っていくほうが大変。(壊れるのは)慣れっこです(笑)」と自虐。

 さらに李監督から「相手にゆだねたり全身で信頼することがむずかしかったんじゃないかな」と言われると「どこか壁を作っちゃうんですよね。でも、自分が心を開かないと相手の心を開かせることはできないという監督の言葉がズシンと来て…そこから自分なりに頑張ったつもりです」。

 李監督が「最初のころは演出というよりカウンセリングしている感じだった(笑)」と振り返ると、横浜は「やっぱりこの業界にいると人を信じられなくなるじゃないですか(笑)。中高生のころは僕も人を信じられていたんですけど、裏切られたりすることもあって、人を信じることが怖くなってしまいましたが、今回、改めることができました」。

 本作は「自分の中で1つの転換期になった」と言う横浜。李監督が「口下手な流星くんですけど、とても誠実で、まだまだ駆け上っていく俳優。温かく、厳しい目で見守っていただければ」と言うと横浜も深々と頭を下げ、会場からも2人に大きな拍手が贈られた。