樋口和貞「KING OF DDT」初制覇&KO-D無差別級王座初戴冠で「気が引き締まった」 7・7新宿では決勝で戦った吉村直巳とタッグ結成【DDT】

会見する樋口

 また、樋口は3日の後楽園での試合後「吉村とタッグを組んでも面白い」と発言していたが、その意向をくみ、早速、7日の東京・新宿FACEでコンビを結成し、上野勇希、小嶋斗偉組との一戦が組まれた。

 それを受けて、樋口は「吉村と組みたいと言ったのは、決勝で全力を尽くして戦った。そのなかで何か新しいものが生まれるんじゃないかと、組んでみても面白いんじゃないかと思って。相手にはベスト4に残った上野、自分らDNA世代より下の小嶋。また何か新しいものが見せられるのかなと思います」と語った。

 吉村とのタッグを継続していくのかについては「今は特にそういうことは考えてなくて、勢いで言って、会社が意図をくんでくれたということなので。お互いディザスター・ボックス、イラプションというのもありますが…。昨日、決勝を戦って感じたのは、お互いにDDTを引っ張っていきたい、背負いたい気持ちを感じたと思うんです。そのうえで、昨日は全力でしのぎを削りましたけど、横に立ってやっても面白いんじゃないかと…」と先のことは現状では考えていないと回答。

「KING OF DDT」では例年、あと一歩のところで敗退していたが、「背負うという気持ち、やっぱり覚悟が違った。強さの象徴になるというのは、今まで自分の言葉では出てこなかったと思うんです。それを自分にプレッシャーをかけて覚悟を決めた。覚悟の差で、こういう結果につながったのかなと思ってます」と話した。

 トーナメントと、ベルトと同時に2つの栄冠を得たことに関して「気が引き締まりました。昨日勝った瞬間はデビューして8年、そこからの気持ちが抑えきれなかったんですが…。一夜明けて目の前にあるベルトを見ると、トーナメント優勝して、ベルトを獲ったと。強さの象徴、DDTを引っ張っていくという気持ちが今、強くあります。また気を引き締めて、DDTをどんどん面白い団体にしていこうと思います」とコメントした。

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