大家健が今成夢人とのガンバレ世界王座戦に向け「史上最大のビッグマッチで王者に勝って、ベルトを獲るということが必要不可欠」【ガンプロ】

5・3後楽園で今成に挑戦アピール

――それでも、5・3後楽園で今成選手がベルトを獲って一安心というのはありましたか?
「一安心というのはありますけど、できたら自分がチャンピオンだったらとの思いはありました。代表ですから。ベルトつくるとき、スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級という名称も、僕の意見が通った。名付け親でもあるんで。まだ獲ってもいないですけど」

――今成選手が戴冠して、即挑戦をアピールされました。やはり初の大田区のメインはガンプロ同士でという思いは強かったですか?
「そうですね。強かったですね。1月に高岩選手に負けてる俺に挑戦する資格があるのか?って。自分のなかであって。でも、その日、(マッスル)坂井とシングルやって。45歳で、同年代で。もう一度、オマエたちには負けないぞって気持ちでやりたいと。坂井と試合して勝ったことで、もう一度やってやろう、団体のトップに立ってやろうって思いが強くなった。結果を残せたんでいこうと。今成が獲って、団体としてはホッとしましたけど、王者が高岩選手でも今成でも、どっちが勝ってもいこうと思ってました。大田区のメインは俺だって!」

――難攻不落の最強王者の高岩選手から今成選手が獲ったというのはすごいことですよね?
「あんなに岩崎が20分以上頑張っても獲れなかった。高岩選手はほかの団体のチャンピオンでもあったので、それもあったし。僕は高岩選手と2回シングルやってて。1回目は10年前にユニオンでやって、今年の1月にやって、かなわなかったんで。その高岩選手に勝った今成は本当に強いんだなって思いました」

――5・3後楽園でタイトル戦が決まってから、今成選手とタッグマッチで3回前哨戦がありましたが、戦ってみた印象は?
「成長は肌で感じました。プラス、王者としての風格が出て素晴らしい。スピードも増してるし、落ち着いてる感じですかね」