大家健が今成夢人とのガンバレ世界王座戦に向け「史上最大のビッグマッチで王者に勝って、ベルトを獲るということが必要不可欠」【ガンプロ】

――大田区のビッグマッチのメインが今成vs大家というのは団体的には理想だと思いますが、やはり勝ってベルトを獲って締めたいですか？
「締めたいという思いもありますし、もう一度という。いろんな人が出てきて、ガンプロ＝大家健じゃなくなってきたといわれることが多くなって。それでもいいんじゃないかという気持ちもあったんですけど。やっぱり大田区をやるのは何でか？　最終的にはもともと掲げてた“プロレスをメジャースポーツにする”。そこなんです。ガンプロでプロレスをメジャースポーツにしたいわけで。その中心に大家健がいないと。大家健がプロレスをメジャースポーツにするというのであれば、それは大家健が史上最大のビッグマッチでチャンピオンに勝って、ベルトを獲るということが、必要不可欠じゃないかと思う」

――王者・大家として、勝負の今年を駆け抜けたいですか？
「駆け抜けたいですね。プロレスをメジャースポーツにするためには、ベルトの価値を上げること。チャンピオンとして、毎回メインイベントでいい試合をして勝ち続ける。そうすれば、ガンプロがメジャーになっていくと思います」

――団体代表としては、大田区が目前になって、現在の心境はいかがですか?
「ヒヤヒヤです。でもみんな頑張ってると思います。SNSとかでも宣伝してくれてるし。いろんなところに取材に行ったり、そうやってくれる選手が多い。最初の頃、ガンプロの後楽園のときなんか、ほかに所属がいないんで、僕がポスター持って行って、メインに出て。そういう意味でも心強い。みんなやってくれる仲間がいるって。うれしい気持ちもあるし、大田区に向けて一つになって、頑張ろうと思ってくれている。僕にとってもみんなにとってもビッグマッチだから。当然といえば当然なんですけど、意外と当然のことをできてなかったりする。みんな毎日ツイッターとかでつぶやいてくれたりするし、そこがあります」

――自分以外の試合では、対抗戦や、外部の選手との試合はやはりガンプロに全勝してほしいですよね？
「全部勝ってほしい。ただ対戦が話題づくりのためだけじゃなく、自分たちの思い入れがあるじゃないですか。そこが対戦相手とかみあってるか、かみあってないか関係なく、自分の思いを伝えてほしい。勝つことはもちろん大切だけど…。何でガンプロをやってるかというと、メジャースポーツにするというのはありますけど。みんなどういうレスラーになりたいか、どういう人間になりたいか、これからどうしていきたいかというのがあると思う。そういうふうになれるようにいてほしい。ガンプロはなりたいレスラーに、なりたい人間になるところだと。やりたい対戦相手と試合したいところなんだと。そういうところだと思ってるんで。お客さんのために、動員が増えるような対戦カードをやるのも大切だと思うんですけど、自分のためでもあるから。打ち破りたいというのはあります」