「東京プリンセスカップ」が7・16両国で開幕。山下実優が優勝宣言も、くじ運の悪さで“不安要素”のぞかせた!?【東京女子プロレス】
会見では抽選で組み合わせが決まった後、各選手が意気込みを述べた。なかでも、団体創設時より“エース”と呼ばれ、頂点ベルトのプリンセス・オブ・プリンセス王座を3度戴冠しながらも、同トーナメントでは過去、優勝はおろか決勝進出も果たせていない山下は“9度目の正直”を狙っているが、1回戦(7・16)の相手が苦手とする“曲者”のハイパーミサヲに決定。山下は2016年の第3回大会でミサヲに敗退。2020年の第7回大会では勝利しているものの、ミサヲに対する苦手意識がぬぐえず。トーナメントそのものが苦手といわれているだけに不安は隠せず。
山下は「相変わらずのくじ運の悪さで、初戦がミサヲ。トーナメントでは1回目で負けて、2回目は取り返してるんですけど、最近のミサヲは破天荒さプラスちょっと危険というか。ハードな面も混ざってきてるんで、ちょっと危ないかなって思うんですけど。今年こそ優勝狙ってるんで、秒殺狙いで、一発目は蹴りでいきたいと思います。っていう作戦で!」と作戦までばらしてしまって、渋い顔。
ミサヲは「私こそ当たりたくなかった。こっちのセリフだよって。山下さんと当たりたい人なんて誰もいないです。私、ラッキーセブン(7番のくじ)を引いたということは、山下さんに勝てるような気がしてきた。ちゃんと対策していけば、100点満点で勝てるなって、急に自信出てきました。勝ったと想定して、次がらくと当たるってことで、こっちのほうが警戒したい。惑わす力が強いので。1回戦はテスト対策をちゃんとして勝って、次戦は頑張ります」と自信を見せた。