9・14新宿FACEでトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」がデビュー【P.P.P.TOKYO】
高校時代に硬式野球で約140キロ、柔道黒帯
博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」が7月12日、東京・新宿のSOD LANDで会見を開き、SODとのコラボ興行の第3弾「SOD×P.P.P.TOKYO『The New Beginning of Party~狂演~』」を9月14日に東京・新宿FACEで開催することを発表した。
今大会でトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」がデビューすることが発表された。エチカはP.P.P.TOKYO所属の女子プロレスラーちゃんよたが働くマッスルガールズバーの後輩でちゃんよたの試合を見たことをきっかけにP.P.P.TOKYOの門を叩き、約8カ月間の練習生生活を経て、今回のデビューにこぎつけた。
エチカは筋骨隆々のちゃんよたと並んでも見劣りしない、身長178センチ、75キロの恵まれた体格。過去のスポーツ歴としては小学生でソフトボール、中学で軟式野球、高校では硬式野球部に在籍。硬式野球では投手で140キロ近くの球を投げていたという。野球は1年でやめ、柔道部に移り黒帯(二段)を取得した。
エチカは「初めての試合、一生懸命頑張らせていただきます」と挨拶。プロレス入りのきっかけについては「ちゃんよたさんが女性として、プロレスラーとしてリングで活躍している姿を見てカッコいいと思った。私もそういうカッコいい、人を魅了できる女性になりたいと思った。ちゃんよたさんに“魅せられた”という感じ」と語った。目指すレスラー像としては「身長が高いしバックボーンもいろいろあるので、派手なプレイや技をかけられるような選手になりたい」との目標を掲げた。