Dream Aya「3年目にして距離感を感じず授業できた」淑徳大学でフィルムカメラ講座

現像したネガフィルムを手にフィルムカメラへの思いを語るAya

 授業では、学生たちが“目に映るもの”をテーマにレンズ付きフィルムで撮影した作品を、Ayaが現像およびプリントして講評。

 Ayaはそれぞれの作品に「この写真はラゾーナ川崎ですか? これは私が色みを補正していて、あえて淡い感じで緑を強めに出しています」「ファッション雑誌の写真みたいで、このままインスタグラムにも投稿できそうですね」「フラッシュを使っていないのに、すごくきれいに撮れていて驚きました」「夜間に雪や雨、反射板がついているものを撮ると、フラッシュで光ってすごくカッコよく撮れますよ」「これはお家の近所ですよね? こういう写真を撮っておくと、将来見た時にすごく懐かしいと思うので皆さんも撮ってみてください」などとアドバイスした。

 授業の最後には、選抜した5枚の写真を額装してプレゼント。じゃんけん大会で最後まで残った人にオリジナルレンズ付きフィルムを進呈した。学生全員にもL判でプリントした写真が手渡され、初めてレンズ付きフィルムを使用した生徒の一人は「思っていたのと違う写りの写真もあれば、反対にすごくいいなと思える写真もありました。現像してみるというひと手間はあるかもしれないけど、フラッシュや撮り方、光の加減でも印象が変わるのが面白いなと思いました」と感想を述べた。

 授業を終えたAyaは「3年目にして、やっと学生さんたちと距離感を感じずに授業ができました。皆さんと直接コミュニケーションが取れて、私自身もいろいろなことを学べましたし、パワーをもらえて元気な気持ちになりました。それぞれの人によって撮る写真がまったく違うので、この授業をきっかけにフィルムカメラに興味を持っていただけたらうれしいです」と笑顔を見せた。