二宮和也と満島ひかり「夫婦役で2人のアイドル力が出た」と自画自賛
一方、同じジャニーズ事務所の後輩・京本大我(SixTONES)はナルシストなキャラクターの役作りに奮闘。三木監督から「ナルシスト感があるんですけど、お家柄なのか、品の良さがにじみ出ている」と絶賛されると「普段はガサツでスキンケアもしない人間なんですけど、今回は撮影前からパックしたりしていました」と照れつつ振り返った。
そんな京本との共演について聞かれた二宮は「プライベートではそんなに…。話を聞いていて“あ、役作りしてないんだ”と思ってました」と他人行儀なそぶり。すると京本は「そんな感じなんですか、二宮くんって。現場ではずっと優しかったのに、ここに来て急にいじるなんて」と動揺しつつ「でも(いじられて)ちょっとうれしい(笑)。現場では、僕の所属するSixTONESの話を聞いてくれたり、いっぱい話しかけてくれました」と優しい先輩に感謝。
博士役の武田鉄矢も「二宮くんは見事ですよ。ファンタジーでも、ものすごくナチュラル」と演技力を絶賛し「二宮版ピノキオ」と作品をアピールした。
この日は、映画のテーマにちなみ登壇者が「人生の宝物」をボードに書いて披露。「仕事」と回答した二宮は「正確に言うとこの仕事ということなんですけど。他の仕事だったら長続きしなかっただろうし…。僕は自分のことにそこまで興味が無いんですけど、この仕事だと“この年にこのCDが出ました”とか自然とアーカイヴができるので振り返りやすいのと、若いころからやっているので、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんにも、頑張ってやってますと伝えることが出来ていたので、今思うと宝物だなと思います」と語った。
この日の登壇者は二宮和也、満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、山内健司・濱家隆一(かまいたち)、景井ひな、武田鉄矢、三木孝浩監督。
『TANG タング』は8月11日より公開。