“令和”のアントニオ猪木vs国際はぐれ軍に発展か? 7・16名古屋でのフェロモンズvs彰人のEXTREME戦は波乱含み【DDT】

対する彰人

 7月14日、同団体は東京・渋谷区のAbemaTowersで同王座戦の調印式並びに記者会見を行った。調印に入る前、ディーノが「高木三四郎がレフェリーをやるのは、百歩譲って認めてやろう。だがプロレスは危険な競技。リングで何が起こるか分からない。試合中にレフェリーが続行不可能になるケースがあるかしれない。素人のレフェリーがちょっとしたリング上の危険に巻き込まれるかもしれない。レフェリーがいなくなって、無効試合とかになったら、元コーチンさん(彰人)よ、アンタも不本意だろ。レフェリーが不在になったら、リング上でレフェリーシャツを着用してるヤツがレフェリーとして裁量権を持つということでどうだ?」と提案。これを彰人、今林久弥GMが認め、高木レフェリーに何かあった場合は、スクランブル態勢を取ることが追加で決まったが、フェロモンズの“高木潰し”の思惑が見え隠れした。

 調印を済ませた彰人は「高木さんがレフェリーというのは求めてたわけじゃない。別に僕はフェロモンズ壊滅とかどうでもよくて、お客さんに支持されてるなら残ればいい。EXTREMEのベルトにしか興味ない。ここで3年ぶりに腰に戻して、自分の表現したいプロレスをしていきたい」と3年ぶり3度目の戴冠を期した。

 飯野のフェロモン語を通訳したディーノは「彰人は我々をたぶらかせて、フェロモンズに入って、入ったと思ったらすかさず抜けた。制裁以外ない。まだまだフェロモンの裁きは終わっちゃいねぇ」と挑発。

 ここで今林GMより名古屋大会は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」の生中継がなく後日の録画中継となるが、この一戦があまりにもハレンチな試合内容であればカットされる可能性があることがアナウンスされた。