武尊が返上したベルトをめぐりトーナメント開催。大岩「責任と覚悟を持ってここに来ている」、レオナ・ペタス「後のことを任されようかなと思う」【K-1】

武林風王者の朝久

 朝久は中国の武林風 WLF −60kg王者で現在、K-1では大岩、MOMOTARO、村越優汰を相手に3連勝。弟の泰央が現在、ライト級王座を保持しており、K-1初の兄弟同時戴冠を目指す。対するナックロップはゲーオ・ウィラサクレックら数々の強豪を輩出するFairtex Gymの新たなる刺客。テクニシャンが多いムエタイでは珍しい激闘派。その戦いっぷりからテレビマッチを主戦場とし、BBTVライト級2位の実績を持つ。

 ナックロップは「相手をKOすることが好き。1回戦で戦う朝久は空手の選手と聞いている。この試合でムエタイの強さと怖さを知ることになるだろう。私もK-1のベルトを巻いてタイだけでなく日本でも成功したい」とK-1を通じコメント。朝久は「武林風王者として必ずトーナメントを優勝してこのベルトを巻きます。トーナメントは1回戦が一番大事だと思う。相手は僕との対戦に燃えているとのことでしたが、僕の一撃で眠ってもらおうと思っています」と2冠を目指す。