武尊が返上したベルトをめぐりトーナメント開催。大岩「責任と覚悟を持ってここに来ている」、レオナ・ペタス「後のことを任されようかなと思う」【K-1】
ダークホース的存在の横山
横山はKrushのスーパー・フェザー級戦線で活躍し、昨年10月からスタートした「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場。決勝に進むも中島千博に敗れ王座獲得はならず。今トーナメントにはまずは中島に出場オファーがあったものの、「THE MATCH 2022」で負った鼻骨骨折のケガの回復が遅れ、出場を辞退。準優勝で中島とも1勝1敗の横山に白羽の矢が立った。対するサグデンはヨーロッパを主戦場に戦い、適正体重は60kgなのだがより多くのチャンスを求めて63.5~65kgで試合を重ね、ISKA世界スーパー・ライト級(−63.5kg)王座を獲得。対格差をものともしない突進ファイトを身上とするファイターだ。
サグデンは「1回戦で戦う横山はスピーディーな選手だが、俺のプレッシャーで押さえこんでやるつもりだ。日本で戦う以上、準決勝では朝久、決勝では大岩と戦いたい。自分のベルトコレクションを増やすために日本に行くつもりだ」とK-1を通じコメント。横山は「中島選手が出られなくなって僕が代打みたいな感じになってますが、僕はラッキーとかそういう気持ちでこの場にいないので、全てを奪いにいきます」と大どんでん返し実現に意欲を見せた。