東京タワー危うし!? 令和4年の東京タワーにゴジラ、モスラ、そしてメカゴジラが集結
「機龍(メカゴジラ)/品川幻想」を描いた東京幻想(左)と手塚監督
機龍の生誕20周年を記念した「~機龍(メカゴジラ)生誕20周年記念~『機龍(メカゴジラ)/品川幻想』」はコンセプト・プロットを手塚監督、デザインを東京幻想が手掛けたもの。
東京幻想は「ゴジラ、メカゴジラ、モスラの存在が大きすぎて、どう解釈していいか最初は難しかった。あとはディテールにおいて、たくさんのファンがいるので間違ってはいけないという思いがあった。一番苦労したのはモスラ。ゴジラの表情も30作以上あるなかで、少しずつ変わってきている。その中でも2002年の『ゴジラ×メカゴジラ』の時の顔にしなければいけなかったところが苦労した」などと制作過程を振り返った。
手塚監督は「夕日に浮かび上がった情景が美しかった。幻想的で“さすが東京幻想”というところですよね(笑)。それで、こちらも対抗して『品川幻想』にしたんですが、幻想のような夕日に浮かんだ景色は郷愁があって人間の心を震わせるような絵にしてくれた。かなり入れ込んで、良かったなと思っています」などと語った。
この「特撮のDNA/東京タワーSOS」は7月16日から8月28日まで開催。8月7日まではゴジラ・モスラ・東宝特撮に関する資料や撮影時の造形物などが展示される。8月11日から28日までの「平成ガメラ3部作 展 東京タワーにギャオス飛来!」ではガメラ、ギャオス、イリスなどが展示される。