ウニやバッタ、タガメの香りも!サンシャイン水族館「美味しくてすごい生き物展」延長戦

弘前大学で養殖の研究がされている「トノサマバッタ」

 そして「昆虫食」コーナーには「トノサマバッタ」「マダガスカルゴキブリ」「タガメの香り」が登場。弘前大学で養殖の研究がされている「トノサマバッタ」は、イネ科の植物をエサに育ってエビのような風味があるという。自分の体重分くらいのエサを食べるそうで、人目を気にせずモリモリ食べている。

「マダガスカルゴキブリ」は日本に分布する「クロゴキブリ」などと違い、森に生息して草花や果実を食べているため、味わいもフルーティーで昆虫食愛好家に人気があるそう。「タガメの香り」体験コーナーは、エアポンプを押して「タイワンタガメ」のフェロモンを嗅ぐことができ、こちらも爽やかな甘さを感じる香りが意外だ。

 壁面の掲示物もスタート時より増え、水族館スタッフが体験した「こんにゃく作り」「ワラスボ採集&実食」「タガメ酒作り」など多彩なリポートが充実。会場外の昆虫食自動販売機では何が出るか分からない「お楽しみ缶」や「タガメサイダー」などを販売している。

 会期中の23日、30日には特別イベントとして、専門店街アルパ3階の築地玉寿司にて「お魚解体SHOW ~マグロからアナゴまで~」を開催。特別展「美味しくてすごい生き物展」は、サンシャイン水族館にて11月6日まで延長開催。