皇治 目指すは「和製メイウェザー」か？「マネーボーイやね。やっちゃいますか（笑）」と色気

「リスクを背負って自分の足で動いたら何でもかなうということを見せたい」

　今回のヒロキングを破り、内山氏との対戦や会見の最後に語った「兄貴は引退されているので、ボクシングの偉大な人たちにケンカを売れるようになれればなと思っている」という戦いを実現させることができれば、エキシビションマッチで世界を回るフロイド・メイウェザーの「日本版」ともいえる活動も見えてくる。「和製メイウェザーを目指すのか？」という問いには「マネーボーイやね。やっちゃいますか（笑）」とにやり。まんざらでもない表情を見せた。

　また皇治は先日「頑張れば目標は達成できる」ということを証明するために、目標だった「現役中に乗ると決めてた車」ベンツ「Gクラス」やランボルギーニ「ウラカン EVO」といった高級車を購入。それに続く「ファンに見せる夢」として「今までは団体の壁を越えてファンが見たいカードを実現させてきた。今は団体どうこうではなく格闘技という競技、MMA、ボクシング、キックボクシングと、リスクを背負って自分の足で動いたら何でもかなうということを見せたい。一昔前は俺たちキックの選手がボクシングをやるなんて考えられなかった。でも自分の足で動いて、批判にもリスクにも恐れず動いたら叶っていくということを見せたい」と今回の挑戦に至った思いを語った。そして今後については「船を買おうと思っている」、ビジネス面では「来年4月には運送会社をオープンさせようと思っている。だから、“何でもできる。不可能なんてない”というところを見せたい」と壮大なプランを明かした。