UNIVERSAL王座争う高梨将弘と岡田佑介が舌戦。王者は「防衛したら上野選手とタイトル戦という舞台でやってみたい」と青写真【DDT】

DDT UNIVERSAL王者の高梨

 高梨は「防衛した場合、チャレンジャーを前にして、先のことを言うのもあれなんですけど、言い続けないと実現しないので。自分はこのベルトを持って、海外だったり、他団体だったり、もう一つ、新しい世代と戦うというね。長期欠場していたのがあって、DNA世代の選手たちが上がってきて、別人のように見違えた彼らと戦っていくのを目標として掲げていた。KO-Dタッグで吉村(直巳)選手だったり、勝俣(瞬馬)選手ともシングルで戦わせてもらって。この間、タイトル戦で戦ったMAO選手だったり、樋口(和貞)選手もそう。DNA世代でDDTのなかにいる選手で当たってない選手が2人いて。飯野(“セクシー”雄基)選手は自分が考える方向とは別方向に進んでるので、機を見てからでいいかなと思ってるんですけど。もう一人、上野選手。3~4年前に対戦した経験はあるんですけど、彼がデビューしてから一度もシングルをやったことがないんです。明るさ、いろんな面で輝いてる選手の一人で。その選手とタイトル戦という舞台でやってみたいというのがすごいあります。彼が前にこのベルトを巻いて、チャンピオン像を作り上げたうえで、DDTとしては無差別級のほうにいってほしいというのがあるのかもしれないですけど、それでも1回このベルトをかけて彼とやりたいというのが本心。岡田選手に防衛した際には、それを次の目標にしたい」と上野との防衛戦プランを明かした。

 これを聞いていた岡田は「勝ってから言えよ! 上野、上野って」と憤慨し「俺とは勝つのを見据えて言ってるんでしょうけど。チャンピオンとしてリスペクトしてる部分もあるけど、なめられてるというのも一つでしょうけど、そういう感じで来るんだったら…。上野選手とやったときより、ちょっと素な自分を出せるような試合ができるんじゃないかと。オマエが上野、上野と言うんだったら、俺自身も上野には思い入れがあるから、俺が獲ったら俺も上野とやる」と言い返していた。

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