良太郎があわやKO負けのピンチから大激闘の末、渡部太基に判定勝ち。渡部は連勝ストップ【KNOCK OUT】

良太郎の強烈なヒザ蹴り(撮影・堀田真央人)

 2Rになると良太郎はパンチをもらいながらも組み付くと首相撲からヒザをボディーに連打。離れると渡部はパンチを連打。良太郎もパンチで応じ、組み付いてヒザ。ロープに押し込みヒザの連打からパンチの連打につなげる。渡部も距離を作ってパンチを打ち返す。

 3Rも渡部のパンチをもらいながらも組み付いた良太郎は首相撲の体勢に持ち込むとヒザをボディーに連打。ロープに押し込み、ヒザからパンチの連打につなげる。渡部も打ち返すが、良太郎はすぐに組み付きヒザ。ボディーを赤くはらせながらも渡部は反撃を見せるが、なかなか良太郎をはがせない。ブレイクがかかって離れて再開も、やはり良太郎のプレッシャーは強烈で首相撲からヒザ。終盤はパンチの打ち合いとなったが、その中でも良太郎はヒザを打ち込んでいく。渡部の強烈な左ミドルが炸裂も、良太郎はひるまず前に出て手を出し続ける。

 試合終了のゴングが鳴ると両手を挙げてコーナーに戻る良太郎。判定は3-0で良太郎が勝利を収めた。

勝ったのは良太郎(右)(撮影・堀田真央人)
「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第9試合 KNOCK OUT-RED -61.5kg契約 3分3R・延長1R
○梅野源治(PHOENIX)(3R2分57秒、TKO)大谷翔司(スクランブル渋谷)●

◆セミファイナル 第8試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R・延長1R
●渡部太基(TEPPEN GYM)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)○

◆第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
○中島弘貴(LARA TOKYO)(延長R1分22秒、KO 本戦判定1-1=28-29、30-29、29-29)漁鬼(SHINE沖縄)●

◆第6試合 KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R・延長1R
●栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)(判定0-3=28-30、28-29、28-30)TAKERU(GET OVER)○

◆第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
○壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)(2R42秒、KO)海老原竜二(神武館)●

◆第4試合 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
○白幡裕星(Battle Box)(2R2分22秒、TKO)鈴木貫太(ONE`S GOAL)●

◆第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
●津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)vic.YOSHI(OGUNI-GYM)○

◆第2試合 KNOCK OUT-RED -68.5kg契約 3分3R・延長1R
○峯山竜哉(WSRフェアテックス西川口)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)杉原新也(ワイルドシーサー前橋)●

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
●炎出丸(クロスポイント吉祥寺)(判定0-3=27-30、28-30、28-30)工藤“red”玲央(TEPPEN GYM)○
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