樋口和貞&吉村直巳の“ハリマオ”がKO-Dタッグ王座戴冠。復帰の遠藤哲哉が8・20大田区で無差別級王座挑戦へ【DDT】

フィニッシュは樋口のブレーンクロー・スラム

 樋口は「自分は晴れて2冠王になりました。先が決まってるけど、相手が決まってない。8月20日、大田区総合体育館。遠藤哲哉、返答を求めたい」と、かねて初防衛戦の相手に名指ししていた遠藤を呼び出した。

 リングインした遠藤は「樋口、俺がいないDDTを支えてくれてありがとう。吉村にも感謝してる。今日、復帰戦で立ち上がったけど、皆さんに恩を返せてない。俺がそのベルトをまた巻いて、DDTのトップに立つことで支えてくれた全員に恩返したい。樋口からの指名ではなく、俺の気持ちで8・20大田区、俺に挑戦させてくれ」と応じ、両者はガッチリ握手を交わした。

 バックステージで樋口は「タッグベルトに関しては感慨深い。それを吉村と獲れたのはうれしい。そして大田区総合体育館、遠藤哲哉に決まった。俺は遠藤哲哉を倒してベルトを獲ったわけじゃない。男と男の勝負をして、どっちがチャンピオンにふさわしいか白黒つけるんだ」と決戦に向け武者震い。

 吉村は「いまだかつて、こんな強さの象徴はないんじゃないか。メインの相手もMAOさん、朱崇花さん。全員世代はほぼ一緒。すでに新しい風が吹いてると思う。ここ最近でこのベルトを獲るのは4回目。もう俺のもんと言っても過言じゃない」と自信たっぷり。