母と見る第7話 実家訪問から見える男性陣の真の人間性【アラサー女子のバチェロレッテ2語り③】
婚活サバイバル『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Prime Video)が配信中だ。番組では、年齢や仕事、育ってきた背景、そして生き方も異なる17人の魅力的な男性たちが、1人のセレブ女性の結婚相手の座を勝ち取るべくアプローチをかける。
本連載では、『バチェラー』シリーズのファンである恋愛コラムニストの筆者が、様々な相手とバチェロレッテの見どころを語っていく。第3回配信では、7話を考察する。
今回、残った3人の男性の実家訪問回ということもあり、Prime Videoのウォッチパーティ機能を使って、今は離れて暮らす母と鑑賞してみた。以下ネタバレを含む、バチェロレッテ感想ディベートとなる。
7話配信は恒例の参加男性の実家訪問回。それぞれの男性が、自分のルーツを知る家族や大切な人のもとへ、バチェロレッテを連れて行く。家族と接することでこれまで見てきた長所が裏付けされたり、今まで見えなかった新しい一面が見つかったり、何かと発見の多い家族との対面。3人の男性は形は違えど、それぞれ優しさを感じる男性ばかり。男性たちが育った家庭環境や家族を知れるのは、とても興味深い。
子育てを経験した母視点で見る実家訪問
Prime Videoにある「ウォッチパーティ」という機能をご存知だろうか。動画の話数選択画面でオプションボタンを押すと、動画の視聴リンクが作成できる。リンクを共有すると、互いにコメントを送り合えるチャット機能付き画面での視聴が可能になる。
若者からすれば一代ブームの恋愛リアリティショーだが、親世代からすればギリギリ「あいのり」を見たことがある程度。婚活サバイバルであるバチェロレッテをどう見るのかも気になるが、実家訪問を見る目線は、子育てを経験したからこその視点の鋭さがあった。
母:こういうのは初めて見たけど、最初の頃は誰が誰だか全然分からなくて大変だったよ。でも、残っている子は最初から目立ってる子ばかりだったから、たまたま覚えてて助かった。
ミクニ:今回はそれぞれの実家を回ったけど、全体的な感想としてはどうだった?
母:まず親心からすると、やっぱりまだ結婚することが確定していないうちに紹介されるっていうのはちょっとねえ。こんないい子が来たら、親からしたらうれしいに決まってるじゃない。これでダメだったよって言うのを後で聞かされるっていうのは、親御さんが浮かばれないよ。
ミクニ:たしかに番組のルールとはいえ、家族の気持ちを考えるとつらいよね。どの家族も真剣に尾崎さんと向き合ってるのも伝わる。それに、尾崎さんができた人間なのも相まって、どの家族も「ウチの息子のいいところを理解してくれている人」って感じで評価してたし。結婚目前の彼女紹介されて、別れたって聞いたら普通に心配するもんね。