脳腫瘍乗り越え3年ぶり限定復帰の篠瀬三十七が先輩・土肥こうじに玉砕。「皆さまの日々の生活とかに元気を与えられれば」【飛鳥プロレス】

最後は篠瀬がマイクで締めた

 篠瀬は「復帰しますと言って、頭をよぎったことがあって、師匠のTAJIRIさんの言葉が離れなくて。いろいろあって乗り越えて一つの目標を達成したら感動があって、人生ってつまんないものじゃなくて、目の前のことをやれば何か見えてくるんだな、頑張れるんだなって感じました。飛鳥プロレスが皆さまの日々の生活とかに元気を与えられればいいなと思いました」とマイク。

 バックステージで篠瀬は、代表として「大会開催しようとしたときはコロナの感染状況も落ち着いてて。ところが感染拡大して、チケットの予約が前日に40人、50人キャンセルがあって。でも存在意義をかけて、ふたを開けてみたら多くのお客さまに来ていただいて、お客様に必要とされるならやってよかったのかなと思います。(次回大会は)コロナの状況を見て、年内か遅くとも来年にはできればと…」と話した。選手としては、「勝手知ったるメンツでしたけど、みんな日々成長してるので。思っていた以上にアップグレードしてて。当たりもきつくて…。それでいて温かい先輩方、師匠で、気持ちは十分に与えてもらえたかな。(土肥と当たることが多かったが)新人の頃、当たることが多くて、年下とはいえ、土肥さんの気持ちは感じました。(今後は)自分自身の試合に関しては1回ではないと思います。じゃあ次も、次も次もではなくて。意義があって、今回のように目の前に困ってる人がいたら助けたいようなときは試合をすることもあると思います」と語った。

飛鳥プロレス「三十七復活~三十七デビュー10周年記念大会」(7月27日、東京・新宿FACE)
◆第0試合 マジックボックス提供試合 15分1本勝負
〇Mr.アトミック&北爪秀俊(6分58秒、片エビ固め)セレジェイラ&ファイサオ●
※ラリアット

◆第1試合 アイスリボン提供試合 15分1本勝負
トトロさつき&〇松下楓歩(13分0秒、エビ固め)星いぶき&●咲蘭withしのせ愛梨紗
※ファルコンアロー

◆第2試合 15分1本勝負
〇木藤裕次&リッキー・フジ&佐野直(8分39秒、変型コブラツイスト)守屋博昭&ホラちゃん●&藤原ライオン

◆第3試合 20分1本勝負
〇大和ヒロシ(8分55秒、フィッシャーマンズ・スープレックスホールド)ナカ・シュウマ●

◆第4試合 20分1本勝負
〇真霜拳號&花見達也(13分44秒、無道)UTAMARO&政岡純●

◆第5試合 30分1本勝負
〇真琴&杏ちゃむ(15分18秒、エビ固め)松本都●&SAKI
※盛艶のうねり

◆第6試合 篠瀬三十七デビュー10周年記念試合 30分1本勝負
TAJIRI&児玉裕輔&〇土肥こうじ(18分58秒、体固め)篠瀬三十七●&高橋匡哉&仲川翔大
※人殺しラリアット
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