小林愛三がイ・ドギョンを圧倒し判定勝ち。そして同門で欠場中のKrush王者・壽美にエール【RISE160】

勝ち名乗りを受ける小林(撮影・堀田真央人)

壽美選手とトップで拳を交えられたら

 小林は試合後のマイクで「相手選手の気持ちが強かったのもあるんですが、倒しきれない自分の技術不足を痛感しました。だけど、ここからちゃんと仕留められて世界にまで上っていく愛三をこれからも応援してもらえたらうれしいです。一番はRISE女子の強さをどんどん証明していきたいと強く思っています。なので、もう少し説得力のある試合をどんどん続けていきたいと思います」と改めて世界を見据えた。

 そして「本当はKOして言いたかったんですが、同じジムの壽美選手がK-1で成り上がっています。今は諸事情で試合ができないんですが、壽美選手にはK-1でかけ上がって世界まで行ってもらって、私はRISEで駆け上がって世界に行って、トップで拳を交えられたらと思っています。戦う世界は違うんですが、(壽美選手は)絶対、絶対にリングに上がると信じているので、私もそうですがこれから壽美選手にも注目してください」と同門で、現在、脳震盪後症候群で欠場中のKrush女子フライ級王者の壽美へエールを送った。

「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM)(4R2分54秒、KO) 一馬(MONSTAR GYM)●

◆セミファイナル Super Fight!フライ級(−52kg) 3分3R延長1R
○小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)(判定3-0=30-26、30-26、30-26) イ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス)●

◆第9試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
安本晴翔(橋本道場)(ノーコンテスト) メールダード・サヤディ(イラン/TEAMOTA/ICF)
※1R2分44秒、安本のKO勝ちが大会後取り消される

◆第8試合 ヘビー級 3分3R延長1R
○カリュ・ギブレイン(ブラジル/ブラジリアン・タイ)(判定3-0=30-26、30-26、30-26) MAX吉田(BLUE DOG GYM)●

◆第7試合 -56kg契約 3分3R延長1R
○大﨑孔稀(OISHI GYM)(1R1分35秒、KO) Jyosei(誠至会)●

◆第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○KENTA(HAYATO GYM)(判定2-0=29-29、30-29、30-29) 木村“ケルベロス”颯太(心将塾)●

◆第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●藤井重綺(Team +1)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定0-1=30-30、28-29、29-29) 奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)○

◆第4試合 スーパーフライ級(−53kg) 3分3R延長1R
○翼(TARGET)(2R31秒、TKO) 溜田蒼馬(FUTAMI FIGHT CLUB)●

◆第3試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
●酒井柚樹(TEAM TEPPEN)(判定0-3=29-30、28-30、28-30) 松本天志(HAWK GYM)○

◆第2試合 -62.5kg 3分3R延長1R
●森下祐樹(SUNNY GYM)(1R1分3秒、KO) 田中佑樹(HAWK GYM)○

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
○星 拓海(IDEAL GYM)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)小野祥平(TARGET SHIBUYA)●
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