池田幸司が野田蒼にKO勝ちで初防衛。K-1バンタム級王座設立をアピール【Krush】

野田もパンチで反撃(撮影・蔦野裕)

 野田も昨年5月のトーナメントに出場し、1回戦で壬生狼と対戦し1-2の判定で惜敗。その後、橋本実生に不戦勝、王座挑戦も近いと思われていた松谷桐から3度のダウンを奪った上での判定勝ちを収め、今回の挑戦を実現させた。

 1R、池田が右のロー、ミドルを放つと野田は右ストレートを合わせる。野田はパンチの連打から左ミドルも池田はがっちりガード。池田はプレッシャーをかけ右カーフ。ここに野田は左右のフック。池田の前蹴りがローブローとなり試合は一時中断。再開後、野田はワンツー、池田の得意技の飛びヒザを狙う。池田は右カーフ、三日月蹴り。野田はパンチから飛びヒザ。池田はプレッシャーをかけコーナーに詰めると右ミドル、飛びヒザ。ここにパンチを返す野田。