伊澤星花「この調子でチャンピオンになります」と優勝宣言。浜崎はさまざまな意味のある勝利に「勝って泣くのは久しぶり」【RIZIN.37】
最終ラウンド、浜崎がパウンドの連打
浜崎は11年前の幻の対戦相手に判定勝ち
セミファイナルでは浜崎がジェシカ・アギラー(メキシコ/Pound4Pound & Brazilian Warriors)と対戦。アギラーは2011年にはJEWELSで浜崎と対戦予定だったが、大会当日に東日本大震災が発生し大会が中止に。その後はBellatorで活躍し、2012年には浜崎の師匠である藤井惠と対戦し判定勝ち。翌年、藤井の引退試合の相手を務めるなど因縁浅からぬ相手。
浜崎は1R、鮮やかなタックルからテイクダウンを決めアギラーを削っていくと、ラウンド終盤には左の三日月蹴りでアギラーをくの字にさせ、パンチの連打であわやKOの場面を作るが、アギラーが驚異の粘りを見せる。2Rも打撃の探り合いから浜崎がまたもタックルからテイクダウン。しかしアギラーは下からパンチ、そして関節を取りに来たことから浜崎は離れて回避。スタンドでは浜崎が右カーフでアギラーにダメージを与えるが、アギラーは一発必倒の右ストレート、右アッパー。浜崎は寸ででかわすが危険な展開に。