RENAがウクライナのスヴェッキスカに判定勝ちし「大変ななか来てくれてありがとう。強かった!」【RIZIN.37】

RENAに抱え上げられたスヴェッキスカがウクライナ国旗を振る

 RENAは試合後の会見で「やっぱり思っていた以上にやりにくかったというのと、1Rで“あ、終わったな”と自分で勝手に思っちゃって、そこで一瞬緊張の糸が解けたというか。そこで倒し切れなかったのが大きな反省。3Rまで長引いちゃって。巻き返しというか、アナスタシア選手のハングリー精神もすごい感じましたし、いろいろ勉強になった試合だった。久しぶりに私自身もパンチが効いたなと思う部分もあったので、本当に勉強になったというか。ローキック自体はもう手足も長い分、いいかなと思ってほうっておいたんですけど、1発、2発“あ!痛!”って思うこともあって。こんなにはれたのも、シュートボクシング時代から初めて」などと試合を振り返った。

 リング上でともにウクライナ国旗を掲げたことについては「戦争って本当に何も生まれないというか、被害者がすごい出る。国のことは私にはよく分からないですけれど、やっぱり日本はすごい平和じゃないですか。その中で私には絶対経験できないような悲しいこと辛いことがたくさんある中で格闘技に向き合って、日本に来て試合するって、すごい大変なことだと思うんです。そこにきてアナスタシア選手、すごい優しくて、性格もすごい良くて。本当に強い人なんだなと肌で感じました。ラブ&ピースを広めたかったというか。私にできることはあれしかないですけども、みんなにもう一度感じてほしい、見つめ直してほしいというか。分からないけどすごいやりたかったことですね」などと語った。