所英男に諭された神龍誠が脱ヒール宣言「真面目に生きようと思う。所さんとの試合で学びました」【RIZIN.37】

「計量から目がすごい怖かった。サイコパス的な目」

　退場時に涙をぬぐっていたことについては「単純に悔しかったですね。本当にもっと圧倒的に勝たなくちゃいけない試合で、ダメなところを出してしまった。所さんすごい盛り上げようとしているのに、僕がダメだったのかな。それが悔しかったです。もうちょい盛り上げたかったです」と語った。

　また、大ベテランの所と戦い学んだことについては「全部勉強っすね。計量から目がすごい怖かったんですよ。僕、計量でああいう雰囲気の人を初めて見た。サイコパス的な目。それでちょっと引いてしまったというか。これから世界に行く上で、この試合は絶対必要な試合だったと思います」、その「目が怖かった」ことについては「威圧されたというか、考えちゃいました。どういう気持ちであの目になったんだろうっていう。逆に、何だろう……、怖い。何考えてるか分からないから怖いっていう。初めてです、ああいう感覚になるのは」と語った。

　一方、所は「本当に何もできなくて。何もやらせてもらえなくて。神龍選手強かったなぁというのと、自分が良くなかったな、と。一言で言うと、悔しいです。思っていたようにやらせてもらえなかったのでやっぱ強かった」などと試合を振り返った。