少林寺拳法インターハイ3位の新人・正田壮史が8・14後楽園でのHARASHIMA戦で“DDT史上最短”デビュー【DDT】

正田と高木三四郎社長

 高木三四郎社長によると、正田はもともと10代プロジェクトに応募したが、まだ関西の大学に在学中で、コロナ禍のため話が中断していたという。ところが、その後、大学を休学して新人募集に応募。本人の覚悟が並々ならぬものだったため、入門を許可したという。高木社長は「入門して1カ月くらいで、コーチから、もうデビューできる実力とスキルを持ってますと言われて。動いてるところを見たんですけど、本当にビックリしました。1日も早くデビューして、1日も早くプロレスに慣れて、1日も早くトップを目指してもらいたい。DDTは若い選手が中心になって、もっと盛り上げていかないといけない。これから正田壮史がどのようなプロレス人生を歩むのか、本人次第ですけど、会社としても私としても期待して育てていきたい」と期待を込めた。

 中学2年の時に、飯伏幸太の試合を動画で見てプロレスに興味を持った正田は、その後、路上プロレスやヨシヒコの試合などを見て、DDTのプロレスにどっぷりはまったという。

 正田は「これから2週間しっかり練習していきたいと思ってるんですけど、高校で3年間やってきた少林寺拳法の技をプロレスに派生できたらと思っています」と意欲を見せた。

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