坂崎ユカが8・13&14後楽園での「東京プリンセスカップ」に向け優勝宣言「夏を超えて苦手意識を克服したい」【東京女子プロレス】
――準決勝は7・31大手町で辰巳リカ選手を破った鈴芽選手になります。先輩の辰巳選手に勝って勢いづいていると思いますが、彼女の印象は?
「私の試合の前に会場がどよめいたんです。鈴芽がリカから取った試合で。私はストレッチとかアップしてて、そのときは試合は見てないんですけど。鈴芽が取ったという事実だけで、私のなかでなんかのスイッチが入って。いつもよりもっと冷静にというか、違う自分が引き出せたような気がして。あのときの感情はなんだったのか、あまり自分でも分かってないんですけど。動揺してるんですけど、冷静にという思いが強くなったというか。今の鈴芽に対しては、試合自体というより、存在自体がスイッチが入った状態なんで。準決勝で対面したときに自分のなかでどう変わるのか、どう感情がなっていくのか、自分でもよく分からない。それくらい印象的というか、スイッチが入ったタイミングではあります」
――鈴芽選手のどの辺を警戒しますか?
「辰巳リカにあこがれてたという部分で、脅威だなって気はしてます。辰巳のどこにあこがれてたかにもよりますけど、辰巳みたいになったら結構イヤですね」
――辰巳戦では丸め込みでの勝利だったんですが、そこは要注意ですか?
「そうですね。もともと丸め込みが多いですよね。体力がなくなってきてからの丸め込みは、集中してないと3カウント入っちゃうときもあるんで、要注意ですね」
――準決勝での鈴芽戦で勝ち上がれば、山下vs渡辺戦の勝者との決勝になりますが、どちらに上がってきてほしいというのはありますか?
「どっちでもいいです。山下とはやり慣れてるし、前回(2021年6月6日、サイバーファイトフェス)やられてるんで、決勝まで来たらやり返してやるよという気持ちがあります。未詩が上がってきたら、時代を変えたい意志があるのかな。でも、まだまだ私だって航海の途中だから。まだ旅をしたいので、負けるわけにはいかないです」