皇治の「ぬりかべ」発言にヒロキングが激高し一触即発「エンタメファイターもこれまでや」【ABEMA SPマッチ】

ヒロキングが詰め寄ると皇治は水をかけ挑発(©︎3150FIGHT)

皇治はJBCに「みんなで盛り上げようとやってるのにごちゃごちゃぬかすな」

 このやり取りを見た亀田氏は「戦う前はお互いに気分が上がってくると思うんで。この熱い気持ちをリングでぶつけあって、どっちが本当に強いのか。ヒロキングはプロボクサーで4回戦で2戦2勝して、皇治選手はボクシングの経験がない。ボクシングに挑戦するというのも素晴らしいことなんで、果たして皇治選手がどれだけボクシングのリングで力を出せるのか。果たしてそれだけの実力があるのかも僕自身も興味があるので楽しみにしている」などと両者のファイトに期待した。

 また会見の途中で今回のルールについて問われた際に「JBCのおっちゃんもうるさい。これだけみんなで盛り上げようとやってるのにごちゃごちゃぬかすなと。それだけ。ルールがどうちゃら言ってたけど、みんなで盛り上げればええやん、と。それだけです」とカード発表会見後に今回の試合に“待った”をかけたJBCへの不満を述べた皇治は会見の最後に「明日は3時半からボクシングの大会も始まる。俺の試合を目的にしている人も3時半から見に来てくれればうれしい。ボクシングの興行も俺の試合もみんなで盛り上げてくれるとうれしい。みんなで大阪を盛り上げましょう」と改めて「大阪を盛り上げる」という本来の目的を口にして会見を締めくくった。

 最後のフォトセッションでも怒りの収まらないヒロキングがフェイスオフの際に思い切り顔を近づけなにやら挑発の言葉を投げるが皇治は微動だにせずその言葉を聞。最後まで危険な雰囲気を漂わせたまま会見は終了した。

「ABEMAスペシャルマッチ by 3150FIGHT」(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)
◆ABEMAスペシャルマッチ 63キロ契約 3分3R
皇治(TEAM ONE)vs ヒロキング(KWORLD3)
「3150FIGHT vol.3」​~最高のボクシング 再興へ~​(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)
◆メインイベント 日本・韓国ヘビー級タイトルマッチ10回戦
但馬ブランドンミツロ(KWORLD3)vs イ・ソンミン(韓国)

◆セミファイナル 東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦
力石政法(緑)vs トムジュン・マングバット(フィリピン)

◆第7試合 ヘビー級4回戦
サトシ・イシイ(クロアチア)vs 高山秀峰(スパイダー根本)

◆第6試合 フライ級8回戦
宮崎亮(KWORLD3)vs アサエル・ビリャル(パナマ)

◆第5試合 58キロ契約8回戦
大沢宏晋(オール)vs ジョー・サンティシマ(フィリピン)

◆第4試合 56.5キロ契約8回戦
福永宇宙(黒潮)vs 山下賢哉(JB sPORTS)

◆第3試合 65キロ契約4回戦
野口海音(ハラダ)vs キム・デフン(韓国)

◆第2試合 ライト級5回戦
マジスカ小坂(KWORLD3)vs 高橋良季(オール)

◆第1試合 フェザー級4回戦
朝倉雅也(陽光アダチ)vs 中原博斗(倉敷守安)
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