ティモンディ高岸宏行が埼玉戦で初登板初先発。2回3失点のほろ苦デビュー

ピンチに川﨑が駆け寄る(撮影・蔦野裕)

スタンドから「高岸ー、ガンバレー」のエール

 8番の根井こそセンターフライに打ち取ったものの、全体的に押さえが効かない高岸は高めに外れるボールが目立ち、続く石森(二盗に失敗)、金子、樋口に3連続四球。サードの川﨑が駆け寄りなにやら声をかける。直後、3番片山の初球が大きく高めに外れたところで川﨑が声を出して鼓舞。そしてファンにも高岸へのエールを要求する。片山に一二塁間を破られ二塁ランナーの生還を許すとスタンドから「高岸ー、ガンバレー」のエール。これに応えて高岸はフェルナンドをセンターフライに打ち取った。

 高岸はこの回でマウンドを降り、2回を投げ3失点、3安打(1本塁打)、5四球。52球の力投だった。なお高岸の降板後に栃木が同点に追いつき高岸の負けが消える強運ぶりも見せた。

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