サトシ・イシイこと石井慧がプロボクシングデビュー戦で2-0の判定勝ちも「全然ダメ」と反省【3150FIGHT】
右フックが炸裂(©︎3150FIGHT)
4R、やはりプレッシャーをかけるのはイシイ。ともに手数を出すが、イシイの右フックがヒット。そしてコーナーに追い込み連打。高山はこれまでのように足を使って逃げることができず、連打を許す中でイシイの左ストレートがヒット。なんとか押し返す高山だが、イシイはすぐに前に出てパンチを放っていく。最後はパンチを打ち合う中、試合終了。
後半追い上げたイシイが2-0の判定勝ちでデビュー戦を飾った。
イシイは「スパーリングと本当の試合は違う。相手も必死こくんで。デビュー戦ですが、全然ダメですね」と反省。強烈なプレッシャーで試合を動かしたが「あれしかできないんで。ああいうふうに詰めてプレッシャーをかける練習をしてきたんで。それしかできないという」と語った。そして今後の課題として「もっともっとパンチに強弱をつけられればと思う」としたうえで「海外ではやりたい。日本でやるのはJBCの皆さんのご理解が必要になる。なにとぞよろしくお願いします」とボクサーとしての目標を掲げた。なおイシイは前日会見でこの日のメインで行われた「日本・韓国ヘビー級タイトルマッチ」で勝利を収めた但馬ブランドンミツロ(KWORLD3)の「踏み台に使ってもらえれば」と独特の表現で但馬との対戦をアピールしている。