大仁田厚が船木誠勝とFBW旗揚げ戦9・23大阪でサプライズタッグ結成。“世界一過激な電流爆破デスマッチ”で西村修の無我軍と最終決着戦
新団体「FBW(ファイヤー・ブラスト・レスリング)」の旗揚げ2DAYS(9月23、24日、大阪・花博記念公園鶴見緑地ハナミズキ付属展示場)の初日のメインイベントで、“邪道”大仁田厚が船木誠勝とよもやのタッグを結成することが8月17日までに電撃決定した。
7月17日に開催されたファイヤープロレス・花博記念公園大会で、邪道軍(大仁田、雷神矢口組)が無我軍(西村修、吉江豊組)と対戦。試合に乱入したミスター・ポーゴ(シャドウWX)が大仁田を襲撃し、それがきっかけとなり邪道軍が敗退。ポーゴは無我軍と共に勝ち名乗りを挙げたが、西村は怪訝そうな顔をしていた。
そして、8月1日の記者会見でポーゴが「俺は無我にはならないけど、西村と組む。本意じゃないけど、打倒大仁田で一致してる。オマエはパートナーに誰かを用意しろ!」として、9・23大阪での西村との合体を大仁田に通告。大仁田は自身のパートナーXを近日中に発表するとしていた。
そこで、大仁田は「7・17大阪では無我軍に負けている。今度は負けるわけにはいかないから、強力なパートナーが必要」として、白羽の矢を立てたのが船木だった。両者は超戦闘プロレスFMW、超花火で抗争を繰り広げ、2016年7月24日の大阪大会と2017年2月26日の八王子大会で、電流爆破デスマッチ(爆破王選手権)で一騎打ちを行った。戦いを通して認め合った2人は同年3月5日、名古屋大会で初のタッグを組み、電流爆破デスマッチで田中将斗、TARU組に勝利した経緯がある。そこで今回、大仁田が船木に共闘オファーをしたところ、船木が快諾し、5年7カ月ぶり2度目のタッグ結成が決まった。船木なら電流爆破の経験も豊富で、大仁田にとっては、このうえなく強力なパートナーになりそう。
これを伝え聞いた西村は、もともとポーゴの動向に懐疑的だったこともあり、パートナーをいったん白紙に戻し、Xを投入することを予告。9・23大阪のメインは大仁田、船木組vs西村、X組となった。試合形式は未定ながら、大仁田は「世界一過激なプロレスを見せる」として、“世界一過激な電流爆破デスマッチ(仮)”が行われる。
なお、この一戦は大仁田が出演する劇場映画「BUGSⅡ」のプレゼンツマッチとなるが、同作に出演し脚本・監督を務めるロックバンドmil9のBILLYが大仁田組のセコンドに就く。同作は9月24日に大阪・イオンシネマ茨木で封切られ、同日には大仁田も舞台あいさつで登壇する予定となっている。
◆メインイベント 世界一過激な電流爆破デスマッチ(仮)
大仁田厚、船木誠勝with BILLY vs 西村修、X