髙橋ひかる、石井杏奈が初ミュージカル「ドキドキをワクワクに」20日開幕の『リトル・ゾンビガール』
いよいよ初日の幕が開く。
高橋は、「改めて歌詞を見て曲に触れて、言葉に触れて、歌って言葉で伝えるのはすごく難しいことがすっと入ってくるなと思いました。『みんなのうた』って、いろんな方に寄り添ってくれる歌。温かい曲が本当に良くて。今回歌っている楽曲もワクワクするような曲ばかりで、実際に歌っていても勇気をもらえる曲がたくさんあります。自分自身、歌いながら勇気をもらうような場面もあります。改めて、歌の力、実際に言葉に出すことって大事だし、それを体で動かして表現することで改めてその言葉の重みが返ってくるなと思いました。その言葉の大切さだとか素晴らしさを皆さんと一緒にノリノリになって楽しみたい」と話し、短い取材時間のなかでも、ドキドキはワクワクへと着実に変化しているよう。
石井は「タイトルにゾンビっていう言葉が入ってるんですけど、怖い作品じゃない。会場を出たら、みんなが晴れやかになるようなパワーのある作品になっています。子どもだけじゃなく大人の方にもきっと響く物語になっているので、いろんな方に見ていただけたらうれしい」
伊藤も「背中をポンと教えてくれるような温かい作品」と、同意する。
大和は「たくさんのお子様、大人の方にも見ていただきたい。この作品はすごく直球で今が世界に必要なことを提示してると思うんです。ぜひ見ていただいて、皆さんで何か話し合う場が設けられるようになったらうれしい」。さらに、「こういう舞台があるんだよ、舞台を見ること、ミュージカルを見ることを楽しんで好きになっていただけたら」。
すると熊谷も「私自身、小さい頃にミュージカルの舞台を見てこの世界に入りたいと思ったので、ミュージカルって楽しいなと思ってくれるこどもたちが全国にいたらうれしい。自分自身台本を初めて読んだ時にすごくハッとさせられました。大人の皆さんにも楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ親子そろって来ていただけたらうれしい」と、笑顔を振りまいた。
28日で同所で。その後、南総(千葉)、兵庫、大分、盛岡(岩手)、久慈(岩手)、平方(大阪)、岸和田(大阪)でも公演がある。会場によりノノとショウのキャストの組み合わせが異なる。
本作は、家族で本格的な舞台芸術に触れてもらうことを願って1993年にスタートした「日生劇場ファミリーフェスティバル」の2022年度のプログラムのひとつとして上演されるもの。