海人が“世界への第1関門”サモ・ペティを破るも「今日の試合では偉そうなことは言えない」と反省の弁【RISE】
尻上がりに調子を上げたペティ(左)(©RISE)
試合は1Rに海人が右カーフ、左ボディー、左ミドルと放っていくとボディーを効かされたペティの右のガードが下がる。2Rも海人の右カーフが炸裂するとペティが大きくバランスを崩す。海人がパンチで前に出るが、徐々にエンジンに火がついたペティのパンチを被弾する場面も出てくる。3R、ペティがプレッシャーをかけて右ストレート、左フックを炸裂。海人はガードを固めしのぐ時間が続くが左ボディー、右ストレートで反撃。しかしペティの手数に押される場面が目立つ展開に。
本戦は1人が海人を支持も、2人がドローで延長に。延長Rは海人が右カーフ、前に出ての右フック、左ミドルを的確に当てていく。ペティもパンチ、左ミドルを出すが、海人はそこに右ボディーを合わせるなど優位に試合を進め、今度はジャッジ3者とも10-9で海人を支持した。
海人はかつて日菜太、城戸といった日本人トップファイターを破ったペティを破り「世界」への第1関門を突破したが、試合後のマイクで「今日の試合では偉そうなことは言えないです。反省しています。でも目標は変わらないです。シュートボクシングとRISEを最強にして、日本の格闘家が世界一やと言ってもらえるように自分がこの階級で世界を獲りに行きます」と反省の弁。終盤、ペティのフィジカルに押される場面もあり、課題を残す勝利だった。
「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)
◆メインイベント(第17試合)RISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=49-50、49-48、49-49)原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)●
◆セミファイナル(第16試合)ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○海 人(TEAM F.O.D)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)サモ・ペティ(スロベニア)●
◆第15試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
●中野椋太(誠至会)(1R2分43秒、KO)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○
◆第14試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○山田洸誓(正道会館KCIEL)(3R1分23秒、KO)ヤン・カッファ(オランダ/Florida Kickboxing Academy)●
◆第13試合 Super fight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
○鈴木真彦(山口道場)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=28-28、28-28、28-28)植山征紀(龍生塾ファントム道場)●
◆第12試合 Super fight!スーパーフライ級(−53kg)3分3R延長1R
○大﨑一貴(OISHI GYM)(3R1分45秒、KO)サンチャイ・TEPPENGYM(タイ/TEAM TEPPEN)●
◆第11試合 オープンフィンガーグローブマッチ -66kg契約 3分3R
●山口裕人(道化倶楽部)(3R3分50秒、KO)タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)○
◆第10試合 オープンフィンガーグローブマッチ -63kg契約 3分3R
○山口侑馬(道化倶楽部)(判定2-0=29-29、29-28、29-28)伊藤澄哉(戦ジム)●
※偶発性のサミングにより山口が試合続行不可能。3R1分40秒までの判定。
◆第9試合 オープンフィンガーグローブマッチ -70kg契約 3分3R
△蛇鬼将矢(テツジム)(判定1-1=28-29,29-29,29-28)萩本将次(FUTAMI FIGHTCLUB)△
◆第8試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○大森隆之介(EX ARES)(2R1分39秒、KO)京谷祐希(山口道場)●
◆第7試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○憂也(魁塾)(1R1分54秒、KO)匡志YAMATO(大和ジム)●
◆第6試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
●RYOTARO(大原道場)(延長R 9秒、KO ※本戦判定0-0=27-27、27-27、27-27)T-98(フリー)○
◆第5試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○数島大陸(及川道場)(1R1分17秒、KO)タネ♡ヨシキ(直心会)●
◆第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○山畑雄摩(心将塾)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)元 氣(楠誠会館)●
◆第3試合 -90kg 契約 3分3R
○カルロス・ブティオ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)(2R1分59秒、KO)安 ジェス(フィリピン/LION GYM)●
◆第2試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
○加藤有吾(RIKIX)(判定3-0=29-28、30-28、30-28)翔 磨(多田ジム)●
◆第1試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○塚本望夢(team Bonds)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)KING TSUBASA(ROYAL KINGS)●
◆メインイベント(第17試合)RISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=49-50、49-48、49-49)原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)●
◆セミファイナル(第16試合)ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○海 人(TEAM F.O.D)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)サモ・ペティ(スロベニア)●
◆第15試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
●中野椋太(誠至会)(1R2分43秒、KO)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○
◆第14試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○山田洸誓(正道会館KCIEL)(3R1分23秒、KO)ヤン・カッファ(オランダ/Florida Kickboxing Academy)●
◆第13試合 Super fight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
○鈴木真彦(山口道場)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=28-28、28-28、28-28)植山征紀(龍生塾ファントム道場)●
◆第12試合 Super fight!スーパーフライ級(−53kg)3分3R延長1R
○大﨑一貴(OISHI GYM)(3R1分45秒、KO)サンチャイ・TEPPENGYM(タイ/TEAM TEPPEN)●
◆第11試合 オープンフィンガーグローブマッチ -66kg契約 3分3R
●山口裕人(道化倶楽部)(3R3分50秒、KO)タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)○
◆第10試合 オープンフィンガーグローブマッチ -63kg契約 3分3R
○山口侑馬(道化倶楽部)(判定2-0=29-29、29-28、29-28)伊藤澄哉(戦ジム)●
※偶発性のサミングにより山口が試合続行不可能。3R1分40秒までの判定。
◆第9試合 オープンフィンガーグローブマッチ -70kg契約 3分3R
△蛇鬼将矢(テツジム)(判定1-1=28-29,29-29,29-28)萩本将次(FUTAMI FIGHTCLUB)△
◆第8試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○大森隆之介(EX ARES)(2R1分39秒、KO)京谷祐希(山口道場)●
◆第7試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○憂也(魁塾)(1R1分54秒、KO)匡志YAMATO(大和ジム)●
◆第6試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
●RYOTARO(大原道場)(延長R 9秒、KO ※本戦判定0-0=27-27、27-27、27-27)T-98(フリー)○
◆第5試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○数島大陸(及川道場)(1R1分17秒、KO)タネ♡ヨシキ(直心会)●
◆第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○山畑雄摩(心将塾)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)元 氣(楠誠会館)●
◆第3試合 -90kg 契約 3分3R
○カルロス・ブティオ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)(2R1分59秒、KO)安 ジェス(フィリピン/LION GYM)●
◆第2試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
○加藤有吾(RIKIX)(判定3-0=29-28、30-28、30-28)翔 磨(多田ジム)●
◆第1試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○塚本望夢(team Bonds)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)KING TSUBASA(ROYAL KINGS)●