小笠原裕典が「しつけがなってない」、龍聖は「弱いくせにガタガタうるさいからボコボコにする」【KNOCK OUT】

「家族のために戦います」と小笠原

 小笠原は「今年3月の中旬から妻の家族がウクライナから日本に避難してきて、たくさんの方々のサポートを受けて生活してきて、感謝でいっぱいの5カ月間だったんですが、さすがに人に助けられてばかりではなくて俺が稼がないといけないなと。妻の家族は僕の家族でもあるので、自分の家族をサポートするのでいっぱいいっぱいですが、これから稼いでいって、みんなから支援してもらった温かくて優しい輪を他の困っている人たちにもつなげていきたいと思っています。そのためにも絶対に勝たないといけない試合だと思っています」とウクライナ人の妻の家族をサポートするなかでの多くの人たちへの感謝の言葉を述べるとともに、この試合にかける意欲を見せた。

 これに対し龍聖は「いつも通りしっかり勝ちます」と語る。

 その後のやり取りでは小笠原が「前から人づてに僕のことを言ってるとか、仲間の悪口を言っていると聞いている。しつけがなっていないかなと。しつけてやろうかなと思っている」と言えば、龍聖は「終わった選手だなって感じです」とさらり。これに小笠原が「終わった選手と言われたが、終わったと思われた選手が戻ってくることは全然ある。1年4カ月ぶりの試合ですがずっと練習はしてきたので、生まれ変わる準備をしてきたので倒したい」と返すと、ここでも龍聖は「いつもと変わらず自分の試合を見せたいと思っています」と言葉少な。