鈴鹿央士と飯豊まりえが高校生にアドバイス「一歩踏み出して」「立ち止まって見つめなおして」
イベントでは、高校生から募集した質問に答えるコーナーも。
それぞれ自分がどんな高校生だったか、と聞かれると、 鈴鹿は「目立たないわけでもなく、仲がいい友達と教室の端でわちゃわちゃしている、どこにでもいる高校生でした」。仕事をしていることは高校の間は言わないと決めていたそうで「噂ばっかり広がっている感じでした」と振り返った。
飯豊は高校時代はファッションのことばかり考えていたといい、「長年お仕事を一緒にしているスタッフさんに聞くと、元気ハツラツだったそうです。今もですけど (笑)」と照れ笑いだった。
また、夏の思い出エピソードを聞かれ、鈴鹿は「夏休みの部活終わりに水風船を買って、公園で遊んでびちょびちょになって帰っていました。今考えると迷惑だったかと思いますけど、そういうのが青春ですね」。すると、飯豊も「6人くらいで友達の家に行って、ご飯作って、被っちゃうんですけど公園行って水風船してました。本当に 楽しくて!」と、偶然にも水風船エピソードで一致。飯豊は「高校の友達っていいなって。放課後とか に無邪気に遊べたし、なかなかお仕事終わりに遊びに行こうとか無いじゃないですか。あの時は特別な時間だった なと思います」と付け加えた。
さらに、進路を決める上でのアドバイスが欲しいというリクエストも。 鈴鹿は「まだ22歳で、僕と今の高校生って5歳くらいしか離れていないけれど、大きな変化があった5年」としたうえで、「まずは、一歩踏み出してみること。一歩踏み出さないと2歩目は無いし、一歩進んだから見えてくる景色や道がある。不安とか恥ずかしさはみんな持っているものなので、そこに対してどうなるかわか らないけどやってみよう、という気持ちが大事」とアドバイス。
飯豊は「私だったら本当に自分が好きかどうか、を一旦立ち止まってでも見つめ直します。あとは継続が大切だと思うので、好きで始めたら続けてみる。思った通りにはならなくても、やった通りにはなると思う ので、そういう選択を私もしていきたいと思います」と話した。
最後の挨拶で飯豊は「マスクをとって友達と気軽に話したり、映画を一緒に観にいくのもなかなか難しくてすごく悲しく切ないなと思う」としたうえで、本作でコミュニケーションを取っていくことの大事さを確認したと言い、「この映画が高校生の 時に公開したなって数年後に思い出してくれたらうれしい」と述べて、締めくくった。