9・12代々木でのTAKAみちのく30周年記念大会に新日、鈴木軍、全日本、スターダム勢が大挙集結
TAKAはタイチ(新日本)とのコンビで2013年10月にIWGPジュニアタッグ王座を奪取すると、2人の反逆精神で同11月に初の「TAKAタイチ興行」を開催。同興行はシリーズ化し、新日本ではできないことを追求し、後に「タカタイチマニア」としてブランド化。そのなかでエル・デスペラード(新日本)がブレイクし、今大会はスペシャル版の「タカタイチデスペマニア」として行われる。
主役となるTAKA、タイチ、デスペラードはそれぞれ別の試合に「トリプルメインイベント」で出場。TAKAはCIMA(GLEAT)、カズ・ハヤシ(同)とのトリオで、ザ・グレート・サスケ(みちのく)、ディック東郷(フリー)、外道(新日本)組と対戦する。
TAKAは「自分の試合は30周年を物語るカード。サスケ、東郷、外道はユニバーサルの先輩。何度も戦って、勝ったこともありましたけど超えたという印象がない。何より25周年で先輩に勝ったと思ったら、最後コロッと外道に外道クラッチで負けてしまった。自分は周年に弱くって、10周年、15周年、20周年、25周年、全部勝ってない。節目で勝てないので、今回こそ勝ちたいなとの思いが強いです。そのリベンジをしたい。3人のうち、誰でもいいから、この大舞台で勝って恩返ししたいという思いもあります。カズはユニバーサルでの同期、CIMAとはメキシコで初めて会って、25年くらいの付き合い。敵対したり、組んだこともあって。今年の新日本のNJC1回戦でまさか日本武道館でシングルやるなんて想像もしなかった。その2人と組んで先輩と対戦できる。最高の6人タッグが組めたなと思います」と必勝を期した。
ファイナルマッチは自身の試合ではなく、デスペラードvs葛西純(FREEDOMS)のシングルマッチとなる。「『TAKAタイチ興行』で葛西が現れて、デスペラードが入ってきて、葛西とやり合って、いろんな物語が生まれました。3年前に初シングルをやったときは決着がつかなかった。この2人の戦いは特別だと思うんで、今回は完全決着戦。ルールは2人にお任せで、事前の発表はしません。デスマッチ、ハードコアマッチとはうたわず、当日2人のやりたいことをやってもらう。2人が何を持ち込むのか、2人にしかできない世界を作ってもらいたい」と期待を寄せた。