9・12代々木でのTAKAみちのく30周年記念大会に新日、鈴木軍、全日本、スターダム勢が大挙集結
もう一つのメインは、タイチ、ヨシタツ(全日本)組vs後藤洋央紀(新日本)、田口隆祐(同)組。タイチは全日本出身だが、今年でデビュー20周年。新日本出身のほかの3選手も20周年で、ここでしかできない同期4選手によるメモリアルマッチになる。5月6日に後楽園で開催された「タカタイチマニア2.5」でタイチとヨシタツが再会のシングル戦を行っており、それがきっかけとなって同期4人によるタッグマッチが組まれた。
また、TAKAのキャリアのなかで切り離せないのが鈴木軍だが、ボスの鈴木を始め、金丸義信、DOUKIが参戦。この3人がトリオを組んで6人タッグマッチを行うが、対戦相手は現時点で未定。TAKAは「このチャンスを使って、のし上がってやろうという若者に名乗りを挙げてほしい。JTOでも他団体でもいい。声が挙がって面白いと思えば組もうと。これをきっかけに爆発する選手が出たら面白い。ここで名を上げたい、鈴木みのるを倒したいというヤツに出てきてほしい」と公募中だ。
特筆すべきは、稲葉ともか、Aoi組vs舞華、MIRAI組のJTO vs スターダムの対抗戦が実現すること。同日、スターダムは後楽園大会があるが、この2人は自身の団体の興行を欠場して参戦する。JTO女子のエースである稲葉にとって、MIRAIはK-DOJO時代の同期生、舞華はJTOでの同期生で、稲葉の強い要望により組まれた。舞華とMIRAIは別ユニットに所属しているため、この試合限定の特別なタッグとなる。
そのほか、武蔵龍也、綾部蓮、ファイヤー勝巳組vs火野裕士、木高イサミ、ヤス・ウラノ組は、TAKAにとって、JTOでの愛弟子とK-DOJOでの愛弟子による一戦となる。女子では神姫楽ミサ、柳川澄樺、rhythm組(JTO)vs山縣優(フリー)、ハイビスカスみぃ(琉球ドラゴンプロレス)、YuuRI(ガンバレ☆プロレス)組戦が組まれた。山縣とみぃはK-DOJO出身、YuuRIは元JTOで、現在JTOに所属するメンバーと、TAKAの元を巣立った選手との戦いになる。
最後にTAKAは「自分が手掛ける最大の大会になると思います。何一つムダがない、ここでしかできないカードが組めました。声出しもOKですし、お客さんには楽しんでもらいたいし、その自信もあります」と力を込めた。