花岡竜が政所仁にTKO勝ちでタイトル戦に名乗り「勝ったほうとタイトルマッチどうですか?」【RISE161】
花岡(左)と政所のパンチが交錯(撮影・荒木理臣)
「RISE161」(8月28日、東京・後楽園ホール)の第9試合で行われたスーパーフライ級(-53kg)の一戦で政所仁(魁塾)と花岡竜(橋本道場)が対戦し、花岡が3RでドクターストップによるTKO勝ちを収めた。
政所はこれまでWBKF世界スーパーフライ級、J-NETWORKフライ級の2つの王座を獲得。2017年にはRIZINで日本軽量級のトップクラスの選手である石井一成にも判定勝ちを収めている。昨年7月からスタートした「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」では1回戦で田丸辰を破り準決勝に進出。準決勝では優勝した風音に無念の判定負けを喫した。現在、RISEスーパーフライ級の2位にランキングされている。
花岡はアマチュアで中学までに28冠王を達成し“平成最後の怪物”という触れ込みで中学卒業後にプロデビュー。2020年8月にINNOVATIONフライ級王座、昨年9月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座を獲得した。今年6月に王座を返上し、KNOCK OUTからRISEに戦場を移し滉大と対戦。3-0の判定で勝利を収め「8月の大阪でまた強い相手をお願いします」と「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)への参戦をアピールしたが参戦はならず。しかし政所という「強い相手」が用意された。滉大からの勝利でいきなりスーパーフライ級の3位にランキングされた。