〈インタビュー〉DEEP SQUADが夏を総括するニューシングル『VIVA SUMMER!!!!!!』 アゲアゲの夏と染みる夏

左から、比嘉涼樹、宇原雄飛、YUICHIRO、TAKA、杉山亮司、KEISEI(撮影・蔦野裕)

コーラスグループのDEEP SQUADが31日、ニューシングル『VIVA SUMMER!!!!!!』をリリースする。先行配信されている表題曲はナガシマスパーランド「ジャンボ海水プール」2022年CMソングで、夏を楽しみたい気持ちをDEEP SQUADフレーバーでさく裂させたパーティーチューンで、グループ史上ナンバーワンのアッパーな曲。一方、カップリング曲は去り行く夏に思いを馳せる染みる楽曲。夏を彩る2つの曲について聞いた。


ーー最新シングル「VIVA SUMMER!!!!!!」がリリースされます。ナガシマスパーランドとのタッグも3年目。DEEP SQUADとナガシマスパーランドのワードが並ぶと、「夏だなあ」と思うようになってきました。

TAKA:ありがとうございます(笑)。3年連続ですからね。

ーー「VIVA SUMMER!!!!!!」は夏の雰囲気というかパーティー感で弾ける曲になっていると思います。この曲がどのように生まれたのか教えてください。

DEEP TAKA(以下、TAKA):まずは、ナガシマスパーランドさんが求めていらっしゃったのがアップチューンだったというのがあります。毎年、自分たちが提案させていただくという感じでできています。リクエストはある程度はいただくんですけど、とても理解があって。「VIVA SUMMER!!!!!!」については、いろいろな観点からアップな曲を集めた中で、ファンク感、おしゃれな要素もある曲で、言葉遊びもすごく面白いし、パーティー感もあって。すごくいいんじゃないかなと思い制作していきました。その結果、DEEP SQUAD史上最もアッパーな曲になりました。リクエストがあったからということだけではなく、僕たちにも、「この夏こそは、みんなで夏を楽しみたいね」っていう思いがありましたし。

杉山亮司(以下、杉山):世間的にも去年の夏とは違って開放されるというか前向きになっている雰囲気を感じてましたよね。

DEEP YUICHIRO(以下、YUICHIRO):制作している時点で夏フェスも増えてくる感じもあったし。それに、ツアーをやって、DEEP SQUADには、めちゃくちゃ盛り上がるアップの曲ってないよねっていうのもあったし。

ーー曲を探している時に、アップチューンということに加えて、作家さんたちに伝えていたキーワードというか、要素みたいなものはありますか?

杉山:そうですね……出掛けようとドアを開けると、夏ですし、ピカーンと太陽が当たるじゃないですか……

YUICHIRO:うん、ピカーンと当たるね!(笑)

杉山:その時の「うわ~、まぶしい」「暑いっ!」。それでワクワクする感じ。コロナ以前の夏のそういった感じですね。プールでもバーベキューでも、もちろん海でもいいんですけど、太陽を浴びて清々しい気持ちになれるような楽曲にしたいですとお伝えしました。

比嘉涼樹(以下、比嘉):それに加えて、僕たちはボーカルグループなので、アップはアップでも、歌う人たちだからこそのアップチューンにしたいよねって。それが、この曲のファンク感につながっているのかなと思います。

宇原雄飛(以下、宇原):クセになる音を入れたいっていうのもあったよね。

――そのクセになる音というのは、素直に楽器の音ということですか? リズムやグルーヴ、歌も含めたことなのか、もう少し詳しく教えていただけますか?

宇原:楽曲ごとに変わると思うんですけど、「VIVA SUMMER!!!!!!」の場合はイントロのホーンですね。クセになる音かと思います

DEEP KEISEI(以下、KEISEI):僕が思っていたのは踊れる感じ。ツアーでは結構踊っちゃっているんですが、ファンの方も喜んでくれたので、また踊りたいなって。あとはラップを入れたいとか、ですかね

――それらが反映されたのが、この曲なんですね。

杉山:ただ「VIVA SUMMER!!!!!!」は6人で歌ったときの想像がつかなかった曲だったんです……ちょっとふざけすぎてるというか(笑)。それでも、ガッチリ格好つけて歌うアッパーチューンよりも、おしゃれで気だるい格好良さがあるこの楽曲なら、僕らの良さが発揮できるんじゃないかなと思い、決めました。

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