堀井翼が中村プロデューサー不在に乗じてOFGマッチと試合時間1分の無法要求【Krush.142】

前ライト級王者・瓦田脩二が昇也を相手に再起戦

　また、この日は前Krushライト級王者の瓦田脩二（K-1ジム総本部チームペガサス）が昇也（士魂村上塾）を相手に再起戦に臨むことが発表された。

　瓦田は昨年行われた「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で優勝し王座に就くも、今年2月のK-1東京体育館大会でライト級のトップ戦線で戦う篠原悠人に判定負け、今年4月には大沢文也を相手に初防衛戦に臨んだが、ダウンを奪われたうえで判定負けを喫し王座から陥落していた。

　2人は王座決定トーナメントの1回戦で対戦予定だったが昇也が計量をクリアできず、試合結果に関わらず瓦田が準決勝に進出するという状況で試合が行われ、瓦田が判定勝ちを収めている。

　瓦田は「今回は復帰戦ということでめちゃくちゃやる気がある。前回は守りに入った戦い方をしてしまって自分の良さを全然出せてなかった。今回は自分を全開に出して、試合を楽しんで勝ちたい」と語った。ここ2戦の連敗については「自分の戦いができなくなっていた。王者になって硬くなっていた。この前、先輩にミットを持ってもらい、もっと自信を持って戦えば前回も前々回も自分のほうが実力が上と思うし、そう言ってもらった。自分自身、自分を信じられていなかったと思うので、今回は自分を信じてどんどん前に出ていこうと思っている」と振り返った。

　昇也は「前回は計量に失敗したのに対戦を受けてくれて、うれしかった」などとまずは瓦田陣営に感謝の言葉。試合については「完全決着です。判定ではなくKO決着で決めます。塾長にも“KO決着して来い”と言われたので、KOします」とKO決着を宣言した。