恵比寿のイカ公園、プレーパークとして新スタート 長谷部区長「この街の景色になっていくのが楽しみ」


 公園の大部分は土がむき出しだが、それも区長のアイデアだという。

 時松代表取締役社長は「当初は芝生を張る予定だったんですけども、区長の肝入りで自由に遊ばせろとベアグランドにした」と笑い、「遊びそのものもね、自分たちで楽しんで考えてくださいね、と」。さらに「遊具が並んで、あれやってこれやってだとクリエイティビティも育っていかない」と付け足した。

 プレーパークとして新たなスタートを切ったことで、「イカ公園」と呼ばれる理由になっていたイカの形をした滑り台は姿を消した。

 恵比寿町会連合の有光広一郎会長は、「公園というのは子どもたちにとっては遊び場で、高齢の方にとっては散歩がてら、サラリーマンにとっても仕事の合間にひと息という場です。このようにリニューアルされて幅広い方々に使っていただけるような公園になるんじゃないかと思います。これからもその恵比寿南一公園が皆様に愛されて、長く親しまれるように願っています」と、あいさつした。

 イベント終了後の取材で、長谷部区長は「プレーパークというのは、子どもたちが自分の責任で自由に遊びましょうという場所。こういった整備された土から始まりますが、変化していくと思います。もう雑草が生えはじめていますし、来年は野っぱらになっているかもしれない。もしかしたらね、(はるのおがわプレーパークのような)ウォータースライダーみたいなのを作って置くかもしれない。ここに集まる子どもたちとプレーリーダーが相談して作っていくんだろうなと思います。(公園が)なじんで、どう変化して、この街の景色になっていくのか楽しみ」と、話した。

プレーパークを運営するのは、一般社団法人 渋谷の遊び場を考える会


「恵比寿南一プレーパーク(仮称)」の開園日時は土~水曜、10~17時。木・金は休み。開園中はプレリーダーがいる。

「恵比寿南一プレーパーク(仮称)」では現在、名前を募集中。応募方法は、プレーパーク来園者による現場での投票のみ。締め切りは28日。

■恵比寿南ープレーパーク(仮称)公式サイト:https://ebisu-playpark.shibuaso.net/
■恵比寿南ープレーパーク(仮称)公式 Instagram:https://www.instagram.com/ebisu_playpark/
■恵比寿南ープレーパーク(仮称)公式 Twitter:https://twitter.com/ebisu_playpark/
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