〈今日食べたい!〉広島のおいしいが集まる「TAU」で黒鯛など旬な地魚三昧のキャンペーン
「瀬戸内の地魚・黒鯛(チヌ)と季節野菜の土鍋リゾット」は、玉ねぎと安芸高田市のコシヒカリを土鍋で炒め、黒鯛のアラと香味野菜を使った出汁を加えて、トマトや野菜、バターで炊き上げた一品。添えられた黒鯛は香ばしく、身はふっくら。米にしみ込んだ出汁はやさしい味わいだ。
素人にそんなに変化が分かるだろうか……と順番に口に運ぶとあら不思議。黒鯛のワイルドな味わい。
「真鯛と黒鯛の香草パン粉揚げ」は、関東でも親しみのある真鯛と黒鯛の違いが分かる一品。自家製のタルタルソースとアメリケーヌソースがついてくるが、味比べの意味で、最初は何もつけずにかじりつくと、黒鯛のワイルドな味わいが口内に広がった。
広島の海産物といえば牡蠣のイメージが強いが、多くの白身魚も取れる。干満差が大きく、潮流が強い瀬戸内海で育った魚たちは身が引き締まっていておいしいことで知られる。人気も高く、地元で取れてもそのほとんどは地元で消費されてしまうという。都内近郊ではなかなか目にしたり味わうチャンスも少ない広島・瀬戸内の地魚を味わってもらおうというのがこのフェアの目的だ。
日本酒でも有名な広島。店内のひろしま cafeの角打コーナーでは、地魚つまみセットの販売も予定している。
30日まで。
「穴子と鱧の二色丼」
「瀬戸内地魚しゃぶしゃぶ食べ比べ」