THE RAMPAGE 浦川翔平、BUZZで振り返る翔平の夏<BUZZらないとイヤー! 第34回>

TH:さて、「BUZZらないとイヤー!」と掲げてこの連載をやってきていますが、浦川さん、この夏もたくさんBUZZを作り出してきましたよね。シンプルに…… 『THE SURVIVAL 2022 BALLISTIK BOYZ vs× PSYCHIC FEVER』『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』、REAL RPG STAGE『ETERNAL2』-荒野に燃ゆる正義(以下、エターナル2)、THE RAMPAGEのツアーと、出演したライブや舞台はトレンドに続々登場しました。SNSなどで浦川さんを見かけるたびにシャープになっていく印象で、忙しすぎやしないかといらない心配したり……

浦川:ああ…。『エターナル2』は初めての経験だったということもあるし、絞りすぎたというか絞れちゃったって感じなんです。稽古前に収録がひとつあって、稽古を夜8時までやって、移動して9時からライブのリハーサルっていう感じでしたし。私、体脂肪が3とか4%になると、プロレスラーみたいな体になっちゃうんですよね。今は7~8%ぐらいで、ちょうどいい。今を維持しないといけない!……だから、ビールを飲んでキープします(笑)。

 
そういうことでした……か?

TH:……心配は無用そうですね(笑)! その『エターナル2』ですが、浦川さんにとってこの夏最大のBUZZのひとつだったんじゃないでしょうか?

浦川:劇場に足を運んでくれた方々も、2.5 次元舞台のファンの方だったり、普段THE RAMPAGEを応援してくれるファンではない方も多かったし……それもまたうれしかったですね。

TH:たくさんの見どころがあるなかで、浦川さんが演じたマティアスがとても魅力的でした。SNS上も賑やかで、無事完走したときの気分といったら……

浦川:達成感しかないですね。すごくいい気分でしたけど、あれをもう1回やれって言われた時にその覚悟ができるかなって思ってます。稽古が結構きついから(笑)。まだ終わってから間もないので、もう少ししたら変わってくるかもしれないですけど。

 
 
 
 
 
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 続編?…あるのかなあ(笑)。まだ分からないんですけど、あることを想定して、槍の練習はやり続けないといけないとは思ってます。練習用に段ボールの芯というか長い筒みたいなのが家にあるんですよ。ラグやカーペットを買うとくるくると巻いてあるようなやつなんですけど。稽古場の練習だけじゃ全然足りなくて別に練習しないと追いつかないって、何かないかなって探してたらそれがあって! 長さもちょうどいいんです。それを家の中で振り回してました。そしたら、ある時、急に抜群に回せるようになって。先生たちもびっくりしてましたし、アンサンブルの方たちからも「いろいろ舞台をやっているけど、回せない人はたくさんいるよ!」「身体能力やばいね」ってほめていただいて……ほめられると伸びちゃうから、さらにぐるぐる回して、私まんまと伸びまくって(笑)。槍にちょっとハマったのかもしれない。

TH:舞台にハマった、というのはありますか?

浦川:今のところは「いい経験になった」ですね。声を出すのって、いいですよね。もともと『エターナル2』に挑戦したのは、25歳になって新しい挑戦をしたいと思ったからなんですけど、やってみたら、楽しさ、達成感、そのほかにも得るものしかなかったです。

TH:劇中は陣さんとのシーンも多かったですね。

浦川:陣さんとは普段からいじりあってる感じもあったりするんですけど、それが濃ゆい感じでしたよね。バカにしてる感じの口調だったり、ちょっと立場が入れ替わってる感じ。「笑わせんな!」みたいな感じで、バーン!って蹴ったり斬ったり。いつも言われてる側なので……プライベートな気持ちもちょっと乗せつつ……。

TH:それはちょっと爽快というか痛快だったみたいな……ことですか(笑)。

浦川:そんなことはないですよ(笑)。話を戻すと、陣さんと戦うシーンは多かったんですけど陣さんには槍をぶつけたりしてないんですよね。そのかわりに? 別のところでレンブラント……RIKUさんとか、慎とかを斬っちゃってて。当たらないようにしたかったんですけど、長さがあるから距離感が難しくて。何回か失敗しちゃいました。

TH:稽古場や公演前後の動画をたくさん公開していました。個人的に、お弁当を待っている動画が好きでした。

浦川:ご主人様がご飯をくれるのを待ってるみたいなね(笑)。お弁当が届くと一斉に群がっていくんですよ。そこに陣さんみたいな先輩がボーンって押しのけて、いいやつを先に取っていく…そういうところも過酷な現場でしたね(笑)。