“JTOの女王”稲葉ともかが9・12代々木でのスターダムとの全面対抗戦に必勝宣言「アオトモで舞華&MIRAIの同期2人に絶対勝つ!」
将来を嘱望されていた舞華はスターダムにも参戦するようになり、2020年2月12日、東京・新木場1stRINGでの「JTOトーナメント」1回戦で、稲葉は舞華と初シングル戦を行うも敗退。その後、舞華はアーティスト・オブ・スターダム、フューチャー・オブ・スターダム王座を戴冠して活躍。同7月20日、新木場でのJTO旗揚げ1周年記念大会で舞華と2度目の一騎打ちを行って勝利したものの、稲葉は「勝ったのに認めてもらえてない。結果は勝ったけど、いろいろ負けていた」と当時を振り返る。その直後に舞華はスターダムに移籍し、2人の関係は途絶えることになった。
同12月6日、埼玉・蕨のアイスリボン道場で初代QUEEN of JTOを決める1dayトーナメントが行われたが、稲葉は決勝で雫有希に敗退。2021年5月29日、後楽園でプロレス入りのきっかけとなった“あこがれの人”鈴木みのるとタッグマッチ(TAKA、稲葉組vs鈴木、雫組)ながら初対決。同6月6日、蕨では鈴木との初シングルが実現するも91秒で秒殺された。2021年7月7日、後楽園で雫を破り、第2代QUEEN of JTOの座に就くも、同11月18日、後楽園で山縣優に敗れて陥落。今年2月27日には新潟・アオーレ長岡で岡優里佳を破り、センダイガールズワールドジュニア王座を戴冠。3月にはスターダムの新世代ブランド「New Blood」、スターダム本戦にも参戦し、同期の舞華、スターダムに移籍したMIRAIを再び意識するようになった。
7月9日、後楽園でのJTO旗揚げ3周年記念興行での「JTO GIRLSトーナメント決勝戦」で、保持するセンダイガールズワールドジュニアもかけたダブルタイトル戦でAoiと対戦して勝利を飾り、2冠王となり、新設されたQUEENのベルトを初めて腰に巻く。試合後、代表のTAKAから“ご褒美”として、9・12代々木でのマッチメイクがAoiと組んで、同期の舞華、MIRAI組と対戦することが発表された。舞華とMIRAIは別ユニットに所属しているため、ここでしか見ることができない一戦となる。7月10日、センダイガールズの後楽園で、キャリア3年未満の規定によりワールドジュニア王座を返上した。