9・10多古町で“ウクライナ人道支援チャリティ大会”を開催。ザ・グレート・サスケ「プロレスでウクライナの人たちを励ましたい!」

左端がウクライナから日本に避難しているコリエスニコヴァ・クセーニャさん

 荒井会長は「多古町は人口約1万4000人の小さな町ですが、小さい町から日本、世界へ声が届けばいい。日本でのウクライナの戦争報道の減少とともに、ウクライナへの支援金も減っているのが現状で残念でなりません。薬品も食料も足りてません。日本に避難されてる方への支援も必要。当日はわせがく高校の生徒も募金の手伝いに来てくれます。善意をウクライナの皆さんに届けられればいい。日本のことわざに“情けは人のためならず”という言葉があります。人に親切にすれば、自分によいことが戻ってくる。そういう気持ちで大会を成功させられればいいと思います」とコメント。

 サスケは「3月に、私の出身地、居住地である岩手の達増拓也知事がウクライナ避難民の受け入れを表明しました。私は国際結婚なので、島国である日本の外国人に対する接し方には人一倍、注意を払っています。盛岡にも1組の母と子がキーウから逃れてきて、7月より新たな生活を始めています。まさに戦争を身近に実感しています。夫は戦地に行き、妻と子は国外に逃れなきゃいけないという昔話で聞いてきたような悲しい出来事が現在進行形で起こってます。ウクライナの皆さまの心境を察すると胸が張り裂けそうな思いにさせられます」と話した。