横浜流星 竹内涼真とは「お互い丸くなった。特撮が終わってまだ数年後の共演だったら…」

 

 公開中の映画『アキラとあきら』の大ヒット御礼イベントが8日、都内にて行われ、W主演を務めた竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇。同時期に特撮ヒーローを経験した2人が、本作での“共闘”を感慨深げに振り返った。

 池井戸潤原作の同名ベストセラーを竹内涼真、横浜流星のW主演で映画化。対照的な宿命を背負った2人の若者が情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編。

 公開するや、熱い感想がネット上にもあふれる大ヒット。青春恋愛映画の名手として知られてきた三木監督は「今回は、2人主人公だったのが良かった。意識し合う2人が反目しながらも近づいて困難を乗り越えていく。ある種、自分がこれまでやってきた恋愛映画フォーマットに近かったのかな、と」と分析した。

 2014年から2015年、横浜は『烈車戦隊トッキュウジャー』、竹内は『仮面ライダードライブ』と、同時期にそれぞれ特撮ヒーローを演じていた2人。竹内は「同時期にヒーローをやっていて、でもなぜか交わらず、東映撮影所でもなぜか話さずにきて。でも今回、もう一人のあきらが横浜くんと聞いてうれしかった」と語り「実際、一緒にやってみて、考えていることとか絶妙な部分でマッチする。やっぱり(横浜は)真面目で熱いんですよね。僕は真面目で熱い人が好きなんです」。

 すると横浜も「特撮が終わってまだ数年後くらいだったらこんなに距離が近づかなかったかも。あれから角も取れてお互い丸くなり、距離もグッと近づいた。ヒーローとして戦っていた2人が今ここで一緒に戦えるというのも感慨深い。僕も裏表なく熱い人が大好きなんですよ」と、まさに“相思相愛”の様子だった。

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