Hey! Say! JUMP岡本圭人、初のミュージカルにドキドキも「芝居中は多弁」
『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』の公開稽古が9日、オンラインで行われ、Hey! Say! JUMPの岡本圭人、小南満佑子、水田航生らが出席した。
アメリカの人気作家リック・リオーダンのファンタジー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズを原作としたミュージカル作品。
同作で初のミュージカル出演となる岡本は、稽古後の会見で「最初は不安やプレッシャーあったが、毎日稽古をしていくにつれて、パーシー・ジャクソンの力が漲ってきている。今はこの物語をたくさんの人に届けるのが楽しみ」と、晴れやかな表情を見せた。
公開稽古で堂々とした姿を見せた岡本だったが、会見では初の座長にタジタジの場面も。
演出を務める荻田浩一氏とのやりとりを問われると「荻田さんが素敵な仕掛けをたくさんしているので、“このシーンはどうしようか”といろいろ話し合いをしている。一緒に作り上げているような感覚が…え、こういうので(合ってる?)」と、突然不安げな表情。これには水田がすかさず「合ってるよ!新しいものを共に作り上げているって感じだよね?」とフォローし、和やかなチームワークを窺わせた。
パーシーの母親役を演じる壮一帆は「パーシーも母も自分の心に葛藤を持ちながら悩んでいる役。完璧じゃないところが魅力」とした上で、「岡本くんはお芝居をしている時の方が多弁。目の表情や醸し出す雰囲気とか。それをキャッチするのが楽しい」と、岡本の演技力を評価した。
同作は2014年にオフ・ブロードウェイで公演され、2017年にはオフ・ブロードウェイ作品のトニー賞といわれるドラマ・デスク賞の3部門にノミネート。岡本はギリシャ神話の海の神ポセイドンの息子だと知らされる少年、主人公パーシー・ジャクソンを演じる。2018〜2020年までアメリカ最古の名門演劇学校へ留学し、演技力を培ってきた岡本がどのように表現するかも見どころだ。
9月21日〜10月5日まで有楽町よみうりホールにて。10月9日〜10月10日には京都劇場で上演される。