初防衛戦の大和哲也が「防衛より大蔵選手に勝つことしか考えてない」、佐々木も「勝った後にベルトがついてくる」【K-1】

　計量後の会見でも佐々木が「ようやくこの時がやってきたなと、1日1日かみしめる思いで過ごしてきた。明日、大和選手と再びリングで向き合えるのが楽しみ」と話せば、大和は「いよいよ明日だなと感じている。試合が決まってからは大蔵選手のことしか考えていなかった。今日、改めてベルトを持って、会見を待っている間に“K-1王者として初戦で防衛戦に挑めることはすごく楽しみだな”と思ったし、大蔵選手もすごく調子が良さそうなので、明日は最高の、よこはまつりにふさわしい試合を2人でしたい。そして僕が一撃必倒でしっかり倒して勝ちたい」と応じた。

　かつて敗れているとあって大和は「防衛戦だが、大蔵選手に勝つことしか考えていない。王者としての初戦だが、それよりも大蔵選手に勝って、超える試合をしたいと思っている。その先にベルトが戻ってくると思っているので、ベルトを守るためにどうというより、大蔵選手に勝つことだけを考えてやってきた。今もそこにしか意識は向いていない」と純粋に佐々木からの勝利を望む。これに佐々木も「K-1のベルトはトーナメントの決勝戦で敗れていて、一度は目の前でベルトは見ているが、そこから4年近く経つ。ようやく来たな、という感じ。僕も大和選手に勝つことだけ、それしか考えていない。その後にベルトがやってくるのかなという心境」などと応じた。