竹下幸之介が地元の大阪・西成での10周年記念興行で2連勝。「11年目以降は本気で世界を取りに行きます」【DDT】
メインでは佐々木をジャーマンで粉砕
そして竹下はメインイベントでダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔と一騎打ち。佐々木の足への集中砲火で苦しんだ竹下だが、エプロンでジャーマンを決める荒技を見舞い、場外でのジャーマンを狙うも、急所蹴りで阻止された。佐々木は場外でのペディグリーからトペにいくも、これをキャッチした竹下は場外で垂直落下ブレーンバスターを一閃。佐々木はレフェリーの死角を突いたイス攻撃から、ジャーマン、ラリアット、ミスティカ式クロスフェースと攻め立てた。トップロープでの攻防で竹下がラリアットを繰り出し、ザーヒーを叩き込んだ。強烈なエルボーの打ち合いから、竹下はジャンピング・ニー、ジャーマンとたたみかけて3カウントを奪った。
竹下がマイクで「僕のプロレスを磨いて成長させて進化させてくれたのは佐々木大輔です。ありがとうございます」と投げかけると、佐々木は「頭がクラクラするついでに言ってやる。10周年おめでとう。俺に勝てるのはたいしたもんだ。俺に勝てれば、世界でも通用する。また10年後に会おう!」と、この日ばかりは素直に応じた。