2連続KO勝ちの不可思が「俺のこと忘れるんじゃねえよ」と復活をアピール。「1年以内には獲る」と王座奪取を宣言【K-1】
フィニッシュとなった右ハイキック(撮影・蔦野裕)
3R、後がない大野も前に出るが不可思はすぐにプレッシャーをかけ返し、パンチの連打。接近戦でも左ボディー、左フックのダブル。左右のフックに右ストレートを連打し、クリンチする大野を払いのけると大野はすぐに立てずダウンの判定。立ち上がった大野に不可思がパンチの連打。そして最後は右ハイキックで大野がふらついたところでレフェリーが試合を止め、不可思議がKO勝ちを収めた。
不可思はコーナーに上ると「見たかー!」と絶叫。マイクでは「おまえら見たか、ちゃんと強いだろう。K-1NEXT、K-1NEXTって言って、武尊が休んでいる間に誰が次に目立つかって言ってるけど、俺のこと忘れるんじゃねえよ」と復活をアピールした。
不可思は昨年3月に当時王者だった山崎秀晃とノンタイトル戦で戦いKO負けを喫したが、それ以降、4戦3勝(3KO)1敗と復調。特にここ2戦は連続KO勝ちで本来の調子を取り戻している。